クリスマスの頃と言えば

農業を始めて５度目の冬である。
軽井沢のキャベツ農家の冬は休みである。
なので、今年から冬はスキー場の雪まきのバイトを始めた。

農業を始める前の仕事は年末年始、ゴールデンウィーク、お盆関係なく仕事だった。
かと言って代休が有る訳ではない。
明らかにコンプライアンス違反であった。

そんな前の仕事場で働き出したのが、20年前の1992年12月クリスマスちょっと前だった。
仕事は辞めてしまったが、20周年アニバーサリーである。

1992年を遡ること数年前のクリスマスイブの夜、ロサンゼルスのナカトミビルがハンス・グルーバーを名乗る男とその一味に占拠される。
この事態を非番のニューヨーク市警ジョン・マクレーンが妻を取り戻すため単身テロリストに立ち向かう。
その翌年のクリスマスイブ、ジョン・マクレーンはダラス国際空港でまたテロリスト集団と闘うはめになる。
世界一運の悪い男である。
ここで、マクレーンはスノーモービルに乗りテロリストを追う。
大好きな重要なシーンである。

雪まきのバイトでスノーモービルに乗ることがある。
気分はマクレーンと行きたいとこだか、まだ新米、乗るのは後ろ。
銃ではなくホウキを抱えている。
それでも気分はテロリスト。

前の仕事を始めて3年後、またマクレーンはテロリスト集団の標的にされる。
この時マクレーンは「機転をきかせろ、死んじゃいないぜ」と言う。
それから、僕は仕事で行き詰まると「機転をきかせろ、死んじゃいないぜ！！」と自分に言い聞かせている。

２月公開のダイ・ハード ラスト・デイ　期待しております。