グリーンフード

サンタは来ないが、クリスマス寒波がやって来た。
夜中３時スノーモービルの後ろに乗る。
気温は－10℃
冷気と雪が顔に当たる。
次第に指先の感覚がなくなってきた。
スノーモービルの後ろで気分はテロリストと先日ブログに書いたが、これでは引き金なんて引けやしない。
まったく役立たずである。

雪まきのバイトの寒さから開放され家に帰り、今年最後の資材の支払い。
今度は顔や指先の寒さではない、ふところの寒さである。
払ったら、冷え切ったわ。


支払いは微生物入りの濃縮堆肥。

軽井沢で使用しているのは家だけ。
来年からもう一農家増える。

この微生物入りの濃縮堆肥(グリーンフード)を来年から使用する農家の方から「あの堆肥どうだ？」と聞かれ、「僕は良いと思いますよ」と答えた。
それから数ヶ月して「俺も使うことにしたから、一緒に頼もう」と言われた。
家が使用しているからと言って、必ずしも良いものが出来るとは限らない。
もし、良いものが出来なくて、「あの堆肥のせいで」と言われても困る。
たがら「僕は良いと思いますよ」と答えたのだ。
なので、もう一度念を押す意味で「変な物が出来ても知りませんよ。僕は良いと思いますけど」
「そんなの見てれば分かるよ。お前が良い物作ってるの見てれば分かるって」と言ってくれた。
ありがたい話だ。
少しは心温まるわ。