人探し消防団出動

5時過ぎに目が覚めたが、「レタスの収穫始まれば、こんなゆっくり寝てられないな」って思って、また寝た。
6時に起きてスマホ見たら、着信とLINEの山。
夜はサイレントマナーにしていたので、音は鳴らないのだ。
着信とLINEを推測するに、こりゃ消防団出動だな？
とりあえずLINEを読む。
完全に出動だわ。
出遅れた。
慌てて「今、どこ？」と電話。
「詰所から出るところ。直ぐ来られるなら待ってるけど」
イヤ無理だ。
でも、思った程の出遅れではないようだ。
さぁ活動服に着替え…
あれ？ジャンパーどうする？
昨年暮れに町長より消防団へ貸与されたナイロン製のジャンパー。
町長から貸与されたジャンパーは火事では燃えるから、町長から貸与された大切なジャンパーだから着てくるなとの御通達。
もうポカ～んですよ。
火を消す消防団に貸与する時点で、なぜナイロン製をチョイス？
今日これ着ていったら、山の中の捜索に、バラで破けやしないか？
町長から貸与されたのだから、破いちゃ不味いよね。
着ていくのはやめよう。
逆にこのジャンパーいつ着んねん？
今日の捜索にどれだけの団員が着てくれるのか？どれだけの団員が来てくれるのか？
幽霊団員も居る部としては、なかなか団員もこう言う時来てくれない。
しかし、消防団を辞めた方から“消防団捜索？”とLINEが来ていた。
これ完全に捜索したいパターンだね。
行きたいんだろうなぁ～
辞めたのだから籍ないですからね。本物の幽霊団員ですよ。

集合には間に合わなかったが、捜索開始には間に合った。
最後の携帯電波からこの範囲と、捜索範囲は絞られていた。
凄い。近代的だ。
とりあえず、消防積載車で行方不明者のシルバーの自転車を探す。
直ぐに自転車は見付かり、そこからローラー作戦ってなったが、どこからローラーなのか？
初陣副団長は適格な指示。
「一分団はこっちを」とか一分団は言っているが、二分団はオイオイどうすんの？ローラーではなくぞろぞろ集まったって状況。
もうこう言う時は、土地勘のある団員の意見でどんどん動けるようにした方が良いなぁと思ったわ。
結局、副団長の言った方にて行方不明者無事発見となりました。
新体制白星スタートでした。