ブログの事がまだよくわかってないのですが、
読んでくださってる方もいらっしゃるようです。ありがとうございます。
今日は看取った猫の最期の場面がありますので、苦手な方はスルーでお願いします。
悪性のリンパ種を患ったトラ姫は、なぜか私に甘え、夜もベッドにやってくるようになりました。
私達夫婦の住んでた借家が壊される事になったので、2,3年まえから実家に同居してたのです。
一応主婦として、一番先に起きますから、自然にネコのお世話は私の仕事になります。
いつの間にか、私は飼い主として認められたのですね。
あの、東日本大震災の年です。
余命1ヶ月半と言われてから2ヶ月。桜が咲きはじめた4月4日。
今日だろうと、予感がありました。
お昼ごろニャーと一声鳴き部屋の隅に這って行くと、母と二人で見守るなか、目を見開いて、舌をまるめ、もう一声。
「そんな顔で死んじゃあダメ」泣きながら目をおおると、そのまま目と口を閉じて動かなくなりました。
いつもの、寝顔です。でも、その身体にもう命はありません。
何匹ものペットと別れてきましたが、最期を看取ったのは初めてです。
壮絶だった2ヶ月あまりの闘病。目の前の死。
もう、ネコなんか二度と飼わない・・・。