何匹ものペットと別れてきたのに、今回の別れは応えました。
どうせなら、懐かない猫のままならよかったのに。
最期の1ヶ月、あんなに甘えてかわいい猫になって。
亡くなる2日前からサークルで囲って湯たんぽを入れて一人で寝かせました。
夜中にどこかへ潜り込んで死なれると、探すのが大変だから?
茶トラみたいに出て行ってしまわないように?
ただ、ベッドの中で死なれるのがイヤだっただけでは?
どうして最後まで抱いて寝てやらなかったのだろう・・。
毎日毎日あっちこっちに吐くので、朝仕事に行く前に片付けるのは大変です。
私も疲れていました。
やさしくできなかった日もあったよね。
後悔ばかりです。
それから、しばらく、
お風呂のふたの上、押入れの中、ベッドの毛布をめくり、いつもネコのいた場所を名を呼びながら探しました。。
頭がどうかした訳でも、まさか生き返るなんて思ってた訳でもありません。
もう、どこにもいないのだ、という事を自分に言い聞かすために、私は探し続けたのです。
どこにもいない・・・・