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(=^・^=)私と暮らした猫たち

ー失敗を重ねて7匹めー

49日の意味

2015年12月14日 | 日記

昔、お寺のお説法で聞いた話なんですが、仏教の49日(神徒50日)の忌明けにはちゃんとした理由があるのだそうです。

まあ、諸説あるんでしょうが、平安時代高貴な方が亡くなると、別室に寝かせて息を吹き返すのを待った、その日にちが49日間。

今のように医学の知識もないのですから、昏睡や仮死と本当の死との区別がつかなかったのでしょう。

権力争いとかもあるので、簡単に死を認められません。

でも一月もすれば、本当に死んだなら遺体が痛んできます。

それで、もう息を吹き返すことがない、と誰の目にもあきらかになって、

あきらめをつけるのに49日が必要なんだとか・・

 

トラ姫を送ってからしばらくは、家の中に猫の気配がありました。

時々鈴の音も聞こえます。

 

いえ、わかってます。気配なんて気のせいであり、鈴の音は近所の飼い猫が窓の外を通ったのです。

わかってるんだけど、ああ、何でこんなに辛いんだろう。

えさのお皿もトイレもすぐに片付けたのに、何を見ても泣けます。

 

それが、不思議ですね。49日が過ぎた頃、

部屋からネコの気配が消え鈴の音が聞こえなくなったのですよ。

 

職場の友人が「逝ったんだねぇ」と言いました。

そうか、逝ったのかあ。

コメント
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