室蘭吃音カフェの報告です。室蘭では吃音子どもカフェと吃音大人カフェを開催しています。子どもも大人も仲間との出会いを求めています。どんな集まりが、ちょっとご紹介。南の編集が入っています。
〇吃音子どもカフェ
今回は3組、4人の小・中学生が集まりました。最初はゲーム。背景絵の中に、目的の人や動物、物等を模範絵の通りに置かせる」ゲームです。「〇〇はどこにあります」と、言って相手に置いてもらうのです。伝える力が問われます。置く方は聞く力や質問力が問われます。かなり緊張してしまって、声がなかなか出ない人もいました。
二つ目のゲームは、漢字・ひらがなクイズ。ひらがなの方が難しいかも知れません。お兄さん達が、小1の子等に問題を出します。優しい問題ですよ。お兄さん達えらい!ところが、小1の子の出した問題をお兄さん達が解けない‼問題は「た て と」です。皆さんはどうでしょうか?ヒントをもらいました。『ジャックと豆の木のお話・・・』正解は?「たてごと」でした。楽器の「ハープ」ですね。最後はみんなで果樹園のゲーム。今回は?人間がカラスに勝ちました。良かった!さて、次回は17日(土)の午後4時00分から。
〇吃音大人カフェ
午後6時からは大人の時間。対面6人とZOOMでお一人参加。言友会の運営費についての話。それぞれの仕事についての話。そして、言友会の会長と、室蘭支部の支部長の交代の話。さらに、近況。そして、どうやって吃音に対する理解を深めるかという事について話が出ました。実はテレビドラマで「テッパチ」というのが始まりました。中に吃音のある青年がいます。彼は第1回目はとっても吃っていました。ところが2回目にはあまり吃っていないのです。これって抗議かなんか受けて変わった?つまらないなと思いました。クレジットを見ても、吃音団体や言語聴覚士からの指導は受けていない。という事は、最初からからかいか面白いキャラクターとして吃音のある人を選んだのか?二重に残念。考えなしに残念。そして、私たち吃音の当事者団体に相談したり、言語聴覚士に相談したら良いのに。そう思いました。何かと不寛容な時代。吃音のある当事者もあまり目くじらを立てるのではなく、チャンスとしてとらえることが出来ないかな。皆さん、いかがでしょうか?
次回は9月17日(土)、午後4時から吃音子どもカフェ、午後6時から吃音大人カフェです。ご参加をお待ちしております。