「母親から嫌われているという事実から目を背けたかった」
だから小さな棘に気が付かない振りをした
私はずっと母親に認めてほしかった
嫌われている自分を認めたくなかった
だから「他人からの評価に依存した」のだ
「自己ではなく他者」を「行動や生き方を決める軸」にしたのだ
最初は母の嫌う私を封印し母が認める私でいようとした、その後はクラスメイトの認める私、先生が認める私とエスカレートし、最終的には「誰もが認める私」になろうとした。誰からも認められることは土台無理なことだったのに。
新たな気付きは「ああそうだったのかと」新しい心持になり、そして意識の下にまた潜っていった。夫には何度も同じことを言っていると言われたが、新たな側面での気づきは新鮮で、こうして一つづつインプットしていかないと定着しない自分なんだなと思い至る。
心の整理はまだまだ必要で、自分を知り他者を知り、しなやかな思考でそして希望をもって進む、そう決めたから、自分のために。
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