ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

今日の1冊 子どもの無縁社会 石川 結貴 (著)

2012-08-18 11:09:45 | 今日の1冊
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。


読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。

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子どもの無縁社会 石川 結貴 (著) 感想

子どもの無縁社会 石川 結貴 (著)

きもくて恐い本。お勧めです。恐い内容になっております。
日本の社会情勢、親の怠慢により子供が凄い事になっている。
「かわいそうだなあ」と思ったとこで何もできないのもわかるないようになっております。

ネグレクトや暴力による虐待、「かわいそうだ」と思うのは誰でも簡単に思うけど日本の村社会と「他人には関係ない」という独特の国民性が子供の人生に変な影響を与える。
ここに出てくる教師は家の状況をなんとなくわかっていながらもどうすることもできない。

いやあな感じな本。

ようは親がバカなわけだが、子供が子供を育てれるわけないわけで。
親が若いパターンが多い。
望まれて生まれてきてるわけではないのと、親が子供に金をかけない、親がビッチかヤリチンの家庭ばかり。

きっつい気分になれるかもです。

ここに出てくる子供の大半は親と同じ事を繰り返すであろうし、なおかつ学校に行ってないに等しいので真面目に食べて行くのも無理かもしれない。

日本をとりまく嫌ぁな気分になる犯罪が増えてる気分になるのがよくわかる内容になっています。

面白いのでお勧め。でも読後感はかなり悪いです。

■■
追記
こういう本の内容を友人知人に話すと


ウチはもっとひどかった

とか、不幸自慢になるから、家族の糞つまらん話はやめてね





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今日の1冊 新平等社会―「希望格差」を超えて 山田 昌弘

2012-08-18 10:58:57 | 今日の1冊
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。


読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。

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新平等社会―「希望格差」を超えて 感想

新平等社会―「希望格差」を超えて 山田 昌弘

痛烈。
日本独自の「若いころの人と違った経験は履歴書上全く役に立たない」 という事がほんとによくわかる一冊。
家族問題からお金、そしてレールからずれると一生元に戻れない現実が書かれている。
ガキやリーマンこそ読んだほうが良い一冊になっています。
希望があるのとないのとでは人生の潤いが変るけれど希望を持つにも家族や仕事、それらによって左右される。

家族や友人知人がいかに大事かわかる内容となっております。

希望があるだけで人は生きていけるわけですがそれは幻想とも言うわけです。
それは「やりがい」という言葉にもなると思うのだけれど、生まれた段階である程度振り分けられるのが日本。

もうね、とにかく「レールから一回ずれると元に戻るのは今の日本では不可能」という事がさりげない感じで書いてあります。

親、リーマン、これから結婚する人は恐くも恐ろしい日本の現実がわかる内容になっております



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