今年もトリニータ総集編やっていきます!
例年だと12月上旬くらいにシーズンが終了して、余韻に浸りながら編集していくのですが、今年はレギュラーなシーズンで閉幕が12月第3週となったので、年内に投稿を終わらせようとすると2週間もない状態です。
さらに、年末には帰省することに踏み切りましたので、実質1週間くらいしか編集期間がありません。そのため、こういう状況を見越して先月から編集の下準備をしていきました。何もサプライズなくシーズンを終えてくれたらよかったのですが、契約満了選手が発表されたり、最終戦でまさかの渡が得点したりと何かと見直しが多く発生しました。ある意味嬉しい悲鳴ともいえます。
そんなわけで最初は今年のトリニータをざくっと振り返りたいと思います。
1月
新体制発表会があり、各カテゴリーで結果を残した選手が数多く加入してくれた。全員がスタメン争いできるレベルで、開幕戦のメンバーがどうなるか楽しみで仕方なかった。
待望のオリジナルデザインのユニフォームに予約殺到し、楽天の総合ランキングで1位に躍り出た。トリニータ恐るべし。
2月
ルヴァン杯第1節、開幕戦と敗戦してしまったが内容としては悪くなく、チームとしてのベースアップは出来ていると確信していた。ルヴァン杯G大阪戦、そして清水戦のホーム連戦で仕切り直したいと意気込んでいた矢先の開催延期の発表。コロナによる影響はスポーツ界にも影響を及ぼしてきていると実感させられた。
3月
突如失われた、本来あるべき日常。選手たちはいつでも再開できるように準備してくれていたが、一向に状況が回復しない。
そんな中、JリーグはNPBとタッグを組み、足並みをそろえる体制をとった。この判断を素早く行えたことは素晴らしいと思っていて、プロ野球からしてみれば試合数が多いことから、できるだけ早く試合を行い消化させたい。そこでJリーグが独自に判断しづらい状況であっても「プロ野球がやれるんだからJリーグもやれるよね」という体制がとれたことはすごく大きかったのではないだろうか。
4月
緊急事態宣言も発令され、ついにはトップチームの活動すら自粛せざるを得なくなった。ニュースもネガティブなものしか流れてこなくて先が見えない状態だったが、そこで立ち上がってくれたのがトリニータの選手たち。伊佐の筋トレ動画、高山の手料理投稿、そして多くのメディアに取り上げられた島川の弾き語り動画。様々な選手の意外な一面が見れて、ここまでやってくれる選手たちがいるチームのサポーターになって本当によかったなと改めて感じさせられた。
5月
クラブスタッフもお弁当やマスクを販売し、少しでも収入を得たいという意思は伝わった。
そしてようやく練習再開となり、練習風景もLIVE配信してくれた。選手たちのSNS投稿が減ったのは少し寂しかったが、やはり選手たちが注目されるのは本業であってほしい。
6月
藤本の来季加入内定のニュースで喜んだサポーターも多かったであろう。
そしてリーグ再開スケジュールも発表され、ようやくスタートを踏み出せることに喜びを感じた。一方、試合スパンが短くなっていること、そして感染者が出た時にどうなるのかなど始まってみないとわからないことも多く、期待と不安が入り混じった気持ちでいた。
7月
再開初戦となったホーム鳥栖戦。無観客となったが多数のトリボードが選手を後押しする。その中の1つに俺もいる。
鳥栖、広島と連勝スタートとなったが、連戦によるコンディション調整の難しさもあり、メンバーを入れ替えながら戦うことも余儀なくされたため思うように勝ち点が伸ばせなかった。試合が短期間で見れることはサポーターからすれば嬉しいが、選手にとっては思っている以上に大変なんだなと感じさせられた。
リミテッドユニも発表され、ようやく川崎やC大阪らと肩を並べるレベルになれたんだなとちょっと誇らしくなった。
8月
ルヴァン杯の敗退が決まり、リーグ戦1本に絞られた。今季に関しては降格も無いことから、優勝やACL争いしなければもはや4位も最下位も同じ。入場できるサポーターも制限付きだから選手からしてみればモチベーションが上げづらい状態であっただろうけど、そんな中でもマリノス戦では勝利し、柏戦ではオルンガを封じたりなど、目の前の試合に全力で戦っている姿はしっかりとDAZNからでも感じることができた。
9月
9月の連戦を4勝1分2敗で乗り越え、ようやく折り返しとなった。
横浜FC戦から入場制限が緩和され、これでより多くのサポーターを迎え入れるようになった。まだまだ収束への道のりは長いが、徐々に日常へと戻りつつあることに喜びを感じた。
クラファン第2弾も終了し、目標に届かなかったものの1000万円を超える支援をいただくことができた。値段はあえて言わないが、俺もできる限りの支援を行った。協力してくれたスポンサー様に感謝。
10月
収容人数の50%まで制限緩和され、さらにアウェイ席も設けられたので、これが今年やれる上限かなと感じた。
試合スパンも落ち着いたことで、1戦への準備がしっかり行えてレベルの高い試合を見せられることができた。内容の良い試合は続くが、10月の試合の得点は5試合3得点(うち1点はオウンゴールで、うち1点はジャッジリプレイでオフサイド認定)。昨年から続く得点力不足の課題はまだ続く。
トリニータマーケティングの解散も発表された。やりたいことの青写真はあったはずだけど、さすがにこの状況では関東での活動なんて不可能に近い。全てコロナが悪い。
11月
11月になってようやくリーグ戦初観戦となった。横浜FC戦は2点リードされる苦しい展開となったが、選手の頑張りがあって逆転勝利を収めることができた。ニッパツ三ツ沢に訪れた多くのアウェイサポーターはこの試合が初観戦となった人も多いであろう。力強い手拍子が勝たせたといってもよいかもしれない。
新型コロナの影響で柏戦の日程が変更せざるを得ない状況に。長い準備期間がとれたということもあって川崎戦は勝利を収めることができたが、今シーズンの難しさを改めて感じさせることになった。
12月
最後に立ちはだかる5連戦。気温も寒くて選手たちもプロになってから経験のないことであろうと思われるので、どんな結末になるか不安であった。結果として鈴木のフルタイム出場記録が途切れることになったが、さすがに仕方ないと思うしかない。
契約満了となった選手が発表され、まだやれるであろう選手も容赦なく別れを告げることになった。コロナが無ければ違う結果になっただろうと思いたくもなるけど、チームとして、そして個人としてレベルアップし続けることが別れた選手にできる最大の示しになるはずだ。
振り返るまでもなく、最初から最後まで新型コロナウイルスに振り回される一年となった。誰も正解を知ることのない状況でリーグの再開であったり観客の制限緩和であったりと頭を悩ませることが多かったが、結果として大きなクラスターが発生してないことからJリーグとしてベストの判断ができたのかなと思っています。プロ野球とも連携をとり続け、ともに日本一を決めるところまで試合を消化できたことに改めて感謝したい。
トリニータとしてもJ1で2シーズン目となる今年は様々なことにチャレンジし、ステップの年にしたかったであろう。調べた限りでも下記の通り新たなチャレンジをしてくれて、クラブとしてトリニータをもっと普及させたいという意図が感じ取れた。
※新型コロナにより動かざるを得ない内容も含んでいます
・トリニータ応援たまご販売
・トリニータチャンネル(TRINITA CHANNEL) スポーツナビ にて配信開始
・「Tri’s Kitchen」開店
・「~コロナに負けるな!~まちかどお弁当販売所 大分まちべん 」応援
・トレーニング風景をトリニータ公式YouTubeチャンネルでLIVE配信
・トリボード実施
・ギフティング・送金サービス「pringプリン」導入
・「2020Limitedユニフォーム」発売
・クラウドファンディング【第2弾】 『次は 大分のために。 #ニータンの恩返し!』大作戦
・「トリニータ公式ファンアプリ」スタート
・「ONSEN CITY FOOTBALL CLUB」設立
・トリサポプレート/トリサポBOX販売
・トリライブ配信
他にもこれまで通りtwitterやyoutube、インスタグラムでも頑張りは見えていたが、クラブにお願いしたいことはSNSで試合ごとにすべきことを整理してもらいたいかなと思う。選手のスタジアム入りの模様や練習風景のライブ配信はyoutubeなのかインスタなのか統一できてないこともあったし。pringもやるのかやらないのかはっきりとしてなかったし。
個人的な意見だが、アイデア持って取り組むことは大いに賛成だが、やるからには継続性をもってやってほしい。
自分の職場でも感じることだが、「形骸化」してしまうことが個人的に嫌いであり、それだけで組織の信用度や信頼度が決まると言っても過言ではない。ONSEN CITYなんて企画としてはすごく面白いし第一弾のグッズも完売したけど、結局第二弾への動きは見られないまま。鉄は熱いうちに打てと言われるが、今は完全に冷え切った状態。
スタッフが少ないなかでやりくりして、さらに今年は新型コロナによる対応に追われたことによる大変さがあるのである程度は仕方ないと思っている。だが停滞してることによりビジネスチャンスを逃すことになりかねないので、立ち上げた企画は最後までやりきって成功させる気持ちは常に持ってほしいと願っている。お金を出して協力してくれるサポーターはたくさんいるので、もっと巻き込んでほしいな。
あとは公式HPで記事ごとにタグが付いているけど、全角と半角が入り乱れていたり、選手の名前にスペースが入っているものと入っていないものがあったりと統一できてない。そこはスタッフの数が足りてないという理由は通用しないので、細かいことだけどそこがしっかりしてないとクラブの信頼度は上がっていかない。
選手たちは片野坂監督の下で着実にレベルアップしているが、フロントもJ1レベルを追求しないと収益は上がってこない。来季も入場制限は避けられないかなと思っているので、アイデアとビジョンをしっかりと持ってサポーターのお財布を動かしてほしい。
まだまだ課題がたくさんなのはトリニータ全体に言えることなので、来シーズンもしっかりと向き合って乗り越えていければと思っている。
part2はベストゲームなどを発表していきます。
じゃこの辺で
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