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池井戸潤「アキラとあきら」

2018-04-30 16:30:23 | 小説・マンガ感想
池井戸作品としてはかなり新しいといえる、「アキラとあきら」を読んでみました。
かなりボリュームが多く、読みごたえがありました。合間を見て読み進めていたのもあり、読破するのに約半年くらいかかりました。一回読みだすとサクサク進むんだけどね・・・。



<ざっくりとした概要(コピペ)>
零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。



山崎瑛と階堂彬はともに社長の息子として育ってきたが、瑛の会社は倒産に見舞われ苛辣な幼少期を味わい、彬は東海郵船とそのグループ会社の規模が大きくて倒産とは無縁の生活を送ってきた。

そんな二人のストーリーが同時進行で進めていったのもなかなか面白く、幼少期のころに一瞬だけ出会ったのもなかなか粋な演出だなと感じた。


読み進めると二人は同じところで出会うことになるが、待ち受ける敵に二人がどう立ち向かうかという目線で見ていただければと思う。
物語のキーワードは「ロイヤルマリン下田」。展開を大きく左右することになったロイヤルマリン下田の存在。いろんなところに敵が存在して非常に厄介でしたね。



ドラマはWOWOWのほうで放送されていたようです。契約していないので見れていませんが。瑛は斎藤工、彬は向井理となっており、なんとなくどんな風に仕上がっているのかはだいたい想像つく(笑)。
地上波での連続ドラマ化もいつかやってほしいな。間違いなく視聴率はとれるであろう。



今後も何かしらを読み進めていきます。どうせ夏ごろになると予想されますが次回の更新をお待ちください。
じゃこの辺で

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