【チーム全体の】第38節 東京V－大分【緩い雰囲気】

 

 

現地観戦してきました。上位との相手となり厳しい戦いが予想されましたが、そもそも今のトリニータの状態を考えればどんな相手であれ厳しい扱いとなりますね。。

それでも上位が相手ということでピリッとした空気に自然となっていくだろうし、ここで結果を残すことで大きくジャンプアップするきっかけが作れそうかなと思ったので期待して応援しました。

 

 

 

立ち上がりは対角線上だったのであくまで印象ですが、フィニッシュまでやりきれるシーンが多く、流れとしては悪くなかったように思いました。東京Vの前線は寄せが早く狙いどころがはっきりとしていましたが、果敢にかわしながらチャンスにつなげていく場面も多くみられました。このまま続けていけば先制点もあり得るかなと期待していました。

 

だが先制点は東京Vに奪われた。自陣で奪われたところを中原に切り込まれ、逆サイドに送り込まれたところをトリニータの守備が3枚くらいチェックに入るが、そこで吊られたスペースを中央にいた稲見がダイレクトでミドルシュートを放ち、ゴールに吸い込まれる。もうちょっとマークの受け渡しと、ボールに行く人を明確にしておけば防げたかもしれないが、それでも稲見のシュートが見事だったで片付けてもよいし、すぐに切り替えてもらいたいなと思っていた。

 

 

だが再開のキックオフから数秒でペレイラが決定的場面の阻止で退場を受けてしまう。スタジアムからは審判に対する文句も出ていたが、退場としては妥当としか言いようがない。

ペレイラのトラップミスが招いた結果であるし、ペレイラが試合を壊してしまったのは言うまでもない事実である。だが決してペレイラだけが悪いとは思っていなくて、弓場が坂にパスを送ったパスが緩く、坂に入ったところを斎藤が猛然とプレスをかけ、坂はペレイラに戻さざるを得ない状態となりペレイラの処理を焦らせる要因となってしまった。仕切り直しこそ集中して臨みたいところであったが、チーム全体の緩い雰囲気がピッチ上に出てしまい、相手の狙いどころにされてしまった。おそらくワントラップを置いてビルドアップするところは東京V側でスカウティングしていたと思われるので、ペレイラが戻したところで勝負ありという感覚があったかもしれない。

 

香川が前半アディショナルタイムでファウルをしたシーンも1発レッドかなと思ったが、奇跡的にもイエローで済んだのでまだ望みをつなぐことができた。前半は1点ビハインドで折り返す。

 

 

ピッチ上は知らないが、ゴール裏で緩い雰囲気が出たのであれば全てこいつのせいかもしれない。たぶんヴェルディ君のままであれば逆転もあり得たかもしれない。いやさすがに無理か。

リヴェルンについてはイベントレポートにてたっぷり紹介する予定です。

 

 

後半は苦しい展開がずっと続いていたが、守備陣は奮闘してくれていた。1点差の状態が続き相手も緊張が走る展開となったが、それ以上にトリニータが得点する空気を感じなかった。

 

 

 

ちゃんと監督のリクエスト通り、追加失点を与えないというミッションを達成できたのは事実なので、そこに対するねぎらいの拍手を送りました。この試合の結果によりプレーオフ圏内からは勝ち点4離れてしまったので、更に苦しい状況となってしまいました。

選手からもサポーターからも、今は内容よりも結果が欲しいというメッセージが聞かれるが、俺は内容も伴わない勝利をするくらいなら今のままでシーズン終了を迎えて欲しいかなと思っている。相手のミスで得られた勝ち点3でプレーオフに進み、そしてJ1昇格を果たせたとしても来年戦えるとも思えないし、J1昇格したらおそらく現体制は維持すると思われるのでそこも個人的には怖いかなと思っている。残りの対戦相手を考えると、わりとスッキリしないまま4連勝できてしまいそうな可能性は十分にあり得そうなので、やはり勝つなら強さをしっかりと示して勝利していただきたい。そして駄目ならダメで今シーズンを終わっても仕方ないので、来シーズンをどう手を加えていくのかを早々に動き出していただきたい。

最悪のシナリオというわけではないが、中途半端のままJ1に挑んで、2013年シーズン以上のピリピリした空気になるのだけは避けたい。

 

 

 

2週間後になりますが、栃木戦は行く予定ですので、2週間で怪我人とかが戻ってきてくれることを期待します。初めてのカンセキスタジアムでの観戦なので楽しみです。

 

じゃこの辺で