諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

庭に来た鳥 鶫(ツグミ)

2020-03-21 18:39:20 | 日記

  

   餌まくを 木の枝(え)じっと 待っている

               鶫よそんなに 慣れていいのか

                                  - 夢蔡 ー

  実は、この鶫が、この庭に来たのは、初めてではありません。

  と”確信しております。”

  

  【ツグミ】は、越冬のために、大陸方面から日本に飛来する

  ”冬鳥”であります。つまり、渡り鳥あります。

  5~6月には、日本から本来の繁殖地へ帰るのです。

  その通りに、夏場から年末くらいまで、姿を見ませんでした。

 

  冬のある朝に、葉の落ちたドウダンの枝に止っているのを

  見かけました。

  試しに、残りの”ドッグフードを撒いてみました。

  すると、ツグミは、ちゃんと降りてきて、それを啄みました。

  「この地」をしっかりと覚えていたのです。

 

      ⁂---< 前の年のことです。>---

   ツグミは、偶然に、庭先の狭い芝生に降り立ちました。

   そこに、”ドッグフード”のつぶつぶが落ちていました。

   すっかり、その味に魅せられたのでしょう。

   それからは、毎日、朝夕に訪れるようになりました。

   ツグミは、だんだんと大胆になりました。

   直接に、愛犬の餌“ボール”の余りを啄むようになりました。

    

    しかし、ツグミが、夏、故郷に帰って間に、

    愛犬は、死にました。餌箱もありません。

   

    *----< 以上で、>----

  最初の写真に、戻るわけですが、

  決まった時間に、撒かれる”ドッグフード”を、

  ツグミは、独占できませんでした。

  在来のムクドリ、ヒヨドリの方が、強のです。

  ツグミは、このゲームを諦めようです。

  ツグミは、河原のほうへ行ってしまいました。

 

     旅立つを 空に尋ねん 鶫かな  -夢蔡

 

         ------<了>------

 

 

    



最新の画像もっと見る

コメントを投稿