諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

春~う・ら・ら・か~#

2020-03-09 14:37:30 | 日記・エッセイ・コラム

    

   三月や 雪持(も)て余(あま)す 嶺(みね)のあり   夢蔡

       狭窄症(きょうさくしょう)にて 遊子(ゆうし)哀しき   糖邨

 

 本日ー 体感温度 19℃  気圧1016.00hpa 湿度45%

 

 浅間山は、標高 2、568m の活火山。

 群馬・嬬恋村と長野・軽井沢にまたがり、円錐形の山容が美しい。

 ⁂注 過っては、手前に見える新興の住宅街はなく、

   一面の桑畑が広がっており、遠く山裾まで,遠望できた。

   今は、電線群に風景が切り分けられてしまいました。

 

 「 暮れ行けば 浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛~  」とか

   島崎藤村 「千曲川旅情のうた」を、小学生の時

   詩の好きな女教師に暗記させられました。

   それから、すっかり、”浅間”フアンとなりました。

 

 風速3m/秒(やや北より)  視界 20km 

 

 日本海を渡る大陸性の高気圧が、新潟方面に大雪を降らせた後、

 その高気圧の中心が、関東北隅に至ると、

 雪の谷川岳が、その姿を現します。

  群馬・新潟にまたがる”谷川”は、まるで、屏風です。

 新潟方面大雪警報でも、関東北隅は、雪が降りません。

 

 谷川岳は、中央分水嶺のため、気象の変化が激しいのです。

 標高は2000mに満たないのですが、

 遭難者(死者)数のワースト記録(ギネス)を持っています。

 

  春から秋にかけて、ロープウェイで行けるコースは、

  やさしく、大人気です。

  写真スポットも数多くあるようです。しかし・・

  ロープウェイの乗り場まで行って、その行列に圧倒され、

  まだ行っておりませんが-!ーー 

 

   裾野より 白き谷川 望む道

         朝日に長き わが影を踏む  夢蔡

 

      *採録 ------<了>------

    

 

 

 

 


庭に来る鳥 ② 鵯(ひよどり)

2020-03-08 15:42:52 | 日記

  

   盗み食(は)む  ほうれん草は  畑になく

       飢(う)えし ひよどり  パンジーを喰(く)ふ  夢蔡

 

  昨年の秋は、柿が大豊作でしたので、ずいぶん食べました。

  しかし、柿が無くなると、重量感のある食い物は、もうありません。

  蔓性植物の実、南天、赤いピラカンサの実 etc・・・。

  喰い尽くした「腹減りの鵯」は、手ごろな家庭菜園を狙います。

  わが自家菜園の小松菜、チンゲン菜の葉を食われっぱなしー!

  白菜の頭は、突かれ放題でしたが・・・。

  「 もちろん、我らも負けじとよく食べました~もんで~ 」

  それらも、ついに終わりになりました。

  故に、近くにあるのは、パンジー位なのです。  

  梅の花の蜜を吸っています。裏庭の椿の花にも来ています。

  しかし、腹の足しになるかどうかー?

  木の実など豊富な里山に戻る頃には、あわれ体重が半分とか。

  この時期、近所の庭先に生った”夏みかん”を頂いたりします。

 ”本場もん”ではないので、すっぱすぎる時あります。

  こんな時に、何個かに切り分けて、

  満天星(どうだん)の枝に刺しておきます。

  何羽が、早速やってきて、あっという間に無くなります。

 

  リンゴを食べたときには、皮と芯を細かく切って、

  芝生の上に投げて置いたり、

  100均の店の【犬の餌】(100円)を一握り撒いたりする。

  マア~、暇ですからーーーーーネ

   

   「鵯の恩返し」なんかが、あったりして~~

   

    エ~、ただの人のいい”オッサンさん”ですって~。

    そうかもネ・・~

  

           ------<了>------


庭に来る鳥 ① キジバト

2020-03-06 16:01:50 | 日記

    

    雨催(あまもよ)い 身をすくませて  雉鳩は

             春浅きゆえ  孤(ひと)り居である   夢蔡  

      

       *-「雨催」  雨を催しそうな空の状態  (広辞苑)

        

  通年、雄雌二羽で行動していますが、--

  餌の少なくなる冬から、翌春先までは、

  結構、単独で行動しているのを見かけます。

  今年の春先は、寒暖の差が激しく、写真の日は、最高気温7℃。

  時折り、小さい雨粒を感じました。

  

  「狩猟対象」の鳥なのですが、市街地に定着したのは、

  そこ(市街地)が、【禁猟指定地区】であった為とされます。

  戦略的に安定的な生息地を獲得した、知恵者(鳥)と言える。

 

  かくて、我が狭庭には、草を削って 「餌場」を作ってある。

  ホームセンターで求めた「ハトの食事」と「小鳥の食事」を

  そこに、朝夕、二度撒く。

  

   写真のキジ鳩は、夕刻の餌を食べようと、

   一番乗りをしている雄の鳩である。

   この日、雌の鳩らしきものが来たのは、

   雄鳩が飛び去ってから、しばらくしてであった。

   食べごたえのある「トウモロコシ」は、残りわずかであった。

 

           ------<了>-----

 

  

 

  

  

 

   

  

 

 


ブロッコリーに 花が咲く~#

2020-03-04 14:43:45 | 日記

    採りはぐる ブロッコリーに 花咲けば

           虻(アブ)は吸いつく  初めての味   夢蔡

 

   --<私も吸いましたが、甘みがイマイチでしたね>--

 

 まだ残暑が厳しい中、十数個所に、時間差でうえ付けます。

 年末から、市場の指定グラムに達した株から出荷します。

 翌 立春頃には、収穫が終わるのですが~。

  怠けていたわけではありません。ローテーが、若干狂いました。

 そのすきに、この温暖化であります。

 見事なお花畑となってしまいました~

 ご案内のごとく-~~

 ブロッコリーは、キャベツの一種、アブラナ科の緑黄色野菜 。  

 緑色の花蕾と茎食べます。和名 「花 芽 野 菜」

 各種のビタミン類、ミネラルが豊富に含まれております。

 いま、流行りの野菜です。

 

 近年、専業農家主は、高齢化が進む一方です。

 ブロッコリーを作っているのは、父の跡を継いだ若者です。

 「 頑張りましょう~ 」

  一生懸命 食べて応援しま~す~

 

    

         -------<了>--------

 

 

 

 

              

  


三月生まる

2020-03-03 14:34:31 | 日記・エッセイ・コラム

 三月の 蒼(あお)極(きわ)まれる 大空へ

              児ら声あげて 走り向かいし   夢蔡 

 

 写真は、平和そのものであります。しかし・・・・・❣

 折りしも、コロナウイルス感染問題で、世を挙げての大騒動であります。

 などと、他人事のように言っておられません。

 プールへ入る時も、アルコール消毒をして、熱を計って36・0℃-!!

 「 ハイー! OK----!」

 

 脈絡が、スッキリしない感じがする 「小中高」の原則休校ーー

 ( 文部大臣が、それを後から聞き知ったとか・~♯ )

 スーパーのトイレペーパーの棚が、カップラーメンの棚が・・

  「 スッ カ ラ カ ン 」・・・・・

 

 蔓延しつつある(?)「コロナウイルス」対策として、

 援用できる、【特別措置法】が有るようなのだが、あれこれ言って、

 やらない。「特措法」の援用は、国民側からの診察要求には、

 国・地方自治体は、すべて答える義務が生じるとか・・・

 そうするとーーウイルス感染の実態が、もし悪い方向だったら・・

 

 「 ムツカシイ~!」ことは、やめま~す・・・

 今日は、ひな祭りです~

 桃の花は、まだ、咲いていません。

 代わりに、市民の森公園の「紅梅」を掲載します。

 元気な姿の高齢者ー ますます ガンバ~れー

     

             ------<了>=====