我々は、ホスピタル・プレイ・スペシャリスト・ジャパンではなく、
ホスピタル・プレイ・スペシャリストの養成を行っております。
履修証明書もホスピタル・プレイ・スペシャリストに統一しました。
統一した理由はとても簡単で、我々の養成する
ホスピタル・プレイ・スペシャリストは、
世界中の国で活躍するホスピタル・プレイ・スペシャリストと
同じ目的、同じ倫理、同じ知識、同じ技術を持っている
同じ専門職だからです。
また、HPSは英国を発祥の地とし、ニュージーランド、
オーストラリア、そして香港がそれぞれ独自の養成を行っていることは
常々お伝えしてきましたが、どの国の養成も
ホスピタル・プレイ・スペシャリストという資格名称で養成を
行っており、名称に国名は入れていないのが現状です。
極端な話かもしれないですが、日本のナースやドクターだって、
英国のナースやドクターとは違う教育内容で養成されますが、
ドクタージャパンやナースジャパンとは呼んでいないですよね。
それと同じです。
そもそも、教育がその国の文化を反映し形作られることは
極めて当たり前ことなのです。
HPS養成事業を始めたときに、本学の管理者を交えて
名称に関する話し合いを行ったことを思い出します。
英国からは「全面的に協力するが、日本の文化にあった専門職の
養成を行ってほしいので、英国の方法をそのまま押し付ける
つもりは全くないし、独自の養成方法を確立してほしい」
と言われました。
当時はまだ手探りだったのですが、これから始まる長い道のりと
険しい山を登る覚悟、そして日本で始まる遊びをツールにした
病気の子どもを支援する専門職の養成への期待と自負心を込めて、
名称はHPSJapanと名付けられました。
しかし、他国と同じようにHPSとシンプルに名乗ることにしました。
HPSJapanは、我々の組織名だとお考えください。
あまり大した話でもないのかもしれませんが、
関心のある人のためのニュースです
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まっちゃん