静岡もどんどん暑くなってきました。
私は、これまでずっと「対人援助」という領域について
勉強したり教えたりしてきました。
思うことは、「人は人との関係の中で成長する」ということです
先日、ソーシャルワーク実習を終えた学生が
実習報告会にて学んだ内容を発表しました。
発表の中身はいろいろありましたが、学生たちにとっては、
障害者や認知症高齢者、養護を必要とする児童や
DVの被害から逃げてきた女性など、それらの人々と出会い、
かかわりをもち、考えた、ということが
一番よかったことなのではないかと思うのです。
一言で言うと「人との出会いは楽しい」ということを
実感してくれたこと、それだけで充分なんです
「いまどきの学生は・・・」というような言い方を聞くときがありますが、
私自身は本質的にはあまり変わっていないような気がして・・・
変えるべきは教員側の接し方や教育方法なのではないかと思っています。
「人との出会いは楽しい」
それを実感した学生はどんどんかかわりをもつようになるでしょう。
その中で傷つくこともあると思いますが、でも、
楽しさを知っている学生は、めげずにまた出会いを求め
社会の中に出ていくと思います
「社会の中に出ていけるよう支援すること」
これは社会福祉士であろうと、HPSであろうと教員であろうと、
最終的な目標であると思っています
HPSの支援を受けた子どもたちが、たとえ慢性疾患をもっていようと、
たとえ継続的な医療ケアが必要であろうと、
自分らしさを大いに開花させられるよう、
社会とのつながりを持てるよう、支援していきたいなと思います
まっちゃん