英国HPSの歴史に、多大な貢献を果たした
ペグ・ベルソン氏が91歳でお亡くなりになりました。
彼女はAction For Sick Children創設者の一人であり、
彼女の存在無くして、英国における病気の子どもたちの
ウエルビーイングの改善はなかったであろうと思われます。
英国中のHPSが、彼女の急な死に悲しみを表しています。
ペグは、私の良き相談相手でした。
ロンドンに訪問した際は、必ず彼女の自宅を尋ね、
多い時で10時間以上、昼食と夕食をはさんで、
HPSの歴史について教えていただき、
日本における現状について意見をもらいました。
彼女の書斎には、病院と子どもに関する資料がたくさんありました。
彼女と話していると、ジェームズ・ロバートソンや、
ヒュー・ジョリーなど、HPSの確立に尽力を注いだ人物の姿が
生き生きと浮かんできました。
ペグも含めた彼らの地道な働きが現在につながっていると思うと、
日本における苦難も今は必要なことと肯定的に捉えることができました。
いつも、ペグは私を励ましてくれました。
ペグからは、英国のチャリティ団体の底力を学びました。
そして、我々の目指すべき方向も知ることができました。
日本のHPSも間接的であるかもしれませんが、ペグに支えられてきました。
ペグの書いた病気の子どもの歴史をまとめた小論がありますので、
下記のとおりご紹介をさせて頂きます。
ペグ氏紹介原稿
ペグが亡くなったことは本当に残念で悲しいです。
まっちゃん