HPS Japan -チャイルドフレンドリーな医療と環境の実現のため、奮闘している人たちのブログ-

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関東ブロック勉強会のご報告

2013年03月16日 | 日記
HPS養成講座の修了生たちは情報交換や技術の研鑽のため、
4つのブロックで定期的に勉強会を開いています。
今日は関東ブロックから3月9日に開催した勉強会について報告がありましたので、
以下にご紹介します。

3/9(土)に横浜市内にある西横浜交際総合病院にて、
第15回HPS関東ブロック定例勉強会を開催しました。
今回は8名の修了生のほか、岡田節子先生をゲストに迎え、
さらにこの春から療養支援士となるお2人が見学され、総勢11名の参加でした。

普段は事例検討が中心の勉強会ですが、
今回は2月に静岡で開催された「HPS国際セミナー&ワークショップ」と
「ガイドイメージ法ワークショップ」の報告会を行いました。
「HPS国際セミナー&ワークショップ」では関東ブロックも
「チャイルド・フレンドリーな環境づくり」というテーマのワークショップを
主催しましたので、参加者の様子などのフィードバックのほか、
会計などの運営までご報告しました。
事前の準備から当日の運営まで、関東ブロックの修了生が一丸となって
取り組めたことは非常に良かったと感じています。
今回のワークショップは様々な遊びや手作りツールなど、
実際に手を動かす演習が多かったので、
他のブロックについての報告では、各ブロック毎の報告担当者が準備した材料を使い、
参加者全員で実際に遊んだり作ったりしてみました。
2月のワークショップ以降、学んだことを既に医療現場で実践している修了生もおり、
実際に子どもと遊んでみた報告もありました。
参加者全員で楽しみながらも、こういう場面にも良いかもしれないね、
こういう風にアレンジしても良いかも、など、様々な意見を出し合い、
有意義な時間となりました。
特に「手作り」のツールについては安全性など配慮すべきことが沢山あります。
色々な病院で勤務する修了生から、
様々な場面を想定しての意見を出し合うことが出来たことは
参加者にとって得るものも大きかったと思います。

「ガイドイメージ法ワークショップ」については
短時間で報告するのは困難なほど盛りだくさんの内容でしたが、
とにかくやってみないことには習得できないという話になり、
今後の勉強会などで練習していくことになりました。

今回の勉強会を見学された療養支援士の方に最後に頂いた感想では、
「皆でいろいろ意見が出し合える、色々な視点でアドバイスがもらえる、
とても良い機会になっていると感じた」とのことでした。

私たち修了生は養成講座の初日から、仲間を大切にすること、
支えあうことの重要性を
しっかりと叩き込まれています。当たり前のようなことに思えますが、
各病院でたったひとりのHPSとして活動している修了生が多い私たちは、
支え合う仲間の大切さを心から実感する日々です。

関東ブロック長


以上、HPS関東ブロック定例勉強会のご報告でした。