7月1日、静岡で、NPO法人ICTお助け隊を招いてワークショップを開催しました。 参加くださった皆さん、ありがとうございました。 参加者の中には、我々HPSが在宅で支援しているお子さん(T君)のお父さんが 参加していました。 お昼から、Tくんも車いすで参加してくれました。
Tくんは、ポジションで反応するPCに向かい、風船を目で追って破裂させるゲーム で熱心に遊んでいました。 その姿を見ていたお母さんから、感想が送られてきたので、皆さんに紹介したい と思います。
昨日はありがとうございました。貴重な経験をさせていただきました。 風船は本当に、この3年間で1番嬉しい出来事でした。自分でしっかり見て、中に Tがいる…というか、表現が難しいのですが… 寝たきりになってから、Tは居るけど居ないような変な感覚だったのですが、 ゲームをするTを見て、私の息子はまだここにしっかり生きて居るんだ!と、 確信が持てたというか。 まとまらない表現ですみません💦 とにかく嬉しかったです😭
お母さんは前日、眼科でT君はほとんど見えていないと言われ、びっくりして帰っ
てきたところでした。
なので、一生懸命目で風船を追うTくんの姿に喜びを覚えたのでしょう。
またTくんが好きな青色の風船ばかりを追ったそうで、これもまたTくんの存在を
しっかりと感じ取れる経験だったのでしょう。
ちなみに、私はTくんとかかわっていて、一度もTくんの視力が弱っていると感じ
たことはありません。
我々の役割は「つなぐこと」
つなぐということばの重要性を改めて感じています。
遊びを通して、私は子どもとつながりました。
遊びを通して、子どもたちは家族とつながることが出来ます。
ICTも「つなぐこと」に大いに活用していきたいものです。
まっちゃん