HPS Japan -チャイルドフレンドリーな医療と環境の実現のため、奮闘している人たちのブログ-

本ブログは、HPS(ホスピタル・プレイ・スペシャリスト)に係る情報を発信しています。

スヌーズレン体験について

2018年02月28日 | 日記
こんにちは。HPS事務局です。

大変遅くなりましたが、静岡県立静岡南部特別支援学校とNPO法人ホスピタル・プレイ
協会が協働して行ったスヌーズレン体験について、南部特別支援学校からお礼と
アンケート結果をいただきましたのでここに紹介させていただきます。

スヌーズレンとはオランダ語で「くんくん匂いを嗅ぐ」「うとうとする」という意味の造語です。光、音、におい、振動、温度、触覚を感じられる様々な素材を組み合わせたトータルリラクゼーションの環境に身を置くことで、人間の持っている感覚を刺激し、自発的な行動が現れやすくなる効果があります。自分自身のペースで自由にその環境を体感し、支援者と共に楽しむことができる場です。



期間:H29.11.13~11.29のうち10日
場所:静岡県立大学短期大学部 101号室
参加者:南部特別支援学校の小学生、中学生

アンケート結果

・2回(複数回)行けたことで、子どもが見通しをもって活動できてよかった。
・1回目から楽しめる子と、2回目で楽しめる子といるので、繰り返し行けてよかった。
・1回目は好きなものを見つけるために探索していた子が、2回目は好きなものが分かっていてそこに向かって一直線に行った。
・光だけでなく、感触を楽しめるものがあってよかった。
・入り口の「ぷちぷち」(緩衝剤)がよかった。
・五感を使って感じる工夫がいたるところにされていたため、様々な楽しみ方をすることができた。
・エアマットの上で、リラックスしながら光や香りを楽しんだ。

など、嬉しい言葉をいただきました。

今年はこのような道具を用いました。


生徒さんが喜ぶ姿を見て、私達も癒されました。またお待ちしています!

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