人望が集まる人の考え方 レス・ギブリン (著), 弓場隆 (翻訳)
1956年刊行の古典?ですが人間関係として革新を突いた内容で新書として改めて見返してみました。人間が人との関係性で成り立っている以上「他人とのかかわりを通じて成功を収める」しかなくそれには人の属性を知ることが重要。人は自尊心を満たすことをたえず希望しているから、どのように自尊心を満たせばいいのかを最優先に考えていけばうまくいくというのがこの本の要旨です。他人との関係‐人の属性‐自尊心を満たす といったことが一貫したものでつながっているということで心理学者らしい分析だとは思いましたが巷にある「一流の人の考え方」と一致している内容だとは思うので普遍的な内容なのだと言えるでしょう。
話を聞く、相手に話させる、重要性を認める、人をけなさない、相手を受け入れる、認める、尊重する などただわかってはいてもなかなか実行するのが難しいものです。職場だけでなく家族間でもなかなか実行するのは簡単ではないですが常にこの教えを頭に置いておきたいと思います。
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