昨日は全国的にも冷え込み名古屋でも一時期、雪が降りました。今年、雪を見たのは始めて。
日本の思想的リーダー(グールー)と言って思いつくのが大前研一さんです。2006年からプレジデント誌で掲載している「日本のカラクリ」の内容を加筆修正したもの+これまた思想家として有名なジャック・アタリ氏、80歳のエベレスト登頂で話題となった三浦雄一郎氏との対談を含んだ内容です。単なる批評だけでなく大前さんの視点による具体的な施策提言があるのも面白いところ。
タイトルの通り、日本の国として今後、議論すべき内容を記したもので特に国として経済をどのように盛り上げていくのか?景気対策、財政債務、社会保障に対して必要な施策は何かというのが主な論点となっています。アベノミクスの盛り上がりもいまいちピンとこないという人多いのかと思いますが同じ効果を狙っていても着眼点を変えるだけで効果が変わるものでここに書かれている内容も実際に試してみる人が出てくるかというのが大きな問題。
日本病とも書かれてますがある程度成熟した国になってしまったためどうしても財政に対する危機感がなく現体制の維持に終始しているというのが現状。それに加え日本はトップが腰を落ち着けて長期的な改革に取り組める政治制度となっていないこともあり、長期的な視点での経済施策が打ちにくいことがそもそもの問題と指摘してますが政策に関しては残念ながら選挙狙いで短期的な視点で進んでしまっている感は否めないと思います。
具体的に提言されているものとしては以下のような感じ。
個人資産の市場への流入誘導:心理経済
・空き家を利用した別荘運営
・公的ギャンブルの推進
・税金免除と引き換えにリフォーム、建て替え推進
・車のランニングコストを安くする+中古車の評価を高める
資産の呼び込み
・来日観光客ビザの緩和
・滞在型リゾートの整備
・港湾地域再整備
・地方分権 > 道州制による競争の導入
1国2制度化
・税制改革 >法人税、所得税、相続税の廃止
資産税、付加価値税の導入
社会の活性化
・競争型教育社会の復活
・農業最適地でのマネジメントを日本の農業の主幹とする
社会保障
・「病気」定義を厳しくすることで入り口を絞り必要とされるところに医療を集中する。
・救急車を有料化
日本の論点 | |
クリエーター情報なし | |
プレジデント社 |
日本の思想的リーダー(グールー)と言って思いつくのが大前研一さんです。2006年からプレジデント誌で掲載している「日本のカラクリ」の内容を加筆修正したもの+これまた思想家として有名なジャック・アタリ氏、80歳のエベレスト登頂で話題となった三浦雄一郎氏との対談を含んだ内容です。単なる批評だけでなく大前さんの視点による具体的な施策提言があるのも面白いところ。
タイトルの通り、日本の国として今後、議論すべき内容を記したもので特に国として経済をどのように盛り上げていくのか?景気対策、財政債務、社会保障に対して必要な施策は何かというのが主な論点となっています。アベノミクスの盛り上がりもいまいちピンとこないという人多いのかと思いますが同じ効果を狙っていても着眼点を変えるだけで効果が変わるものでここに書かれている内容も実際に試してみる人が出てくるかというのが大きな問題。
日本病とも書かれてますがある程度成熟した国になってしまったためどうしても財政に対する危機感がなく現体制の維持に終始しているというのが現状。それに加え日本はトップが腰を落ち着けて長期的な改革に取り組める政治制度となっていないこともあり、長期的な視点での経済施策が打ちにくいことがそもそもの問題と指摘してますが政策に関しては残念ながら選挙狙いで短期的な視点で進んでしまっている感は否めないと思います。
具体的に提言されているものとしては以下のような感じ。
個人資産の市場への流入誘導:心理経済
・空き家を利用した別荘運営
・公的ギャンブルの推進
・税金免除と引き換えにリフォーム、建て替え推進
・車のランニングコストを安くする+中古車の評価を高める
資産の呼び込み
・来日観光客ビザの緩和
・滞在型リゾートの整備
・港湾地域再整備
・地方分権 > 道州制による競争の導入
1国2制度化
・税制改革 >法人税、所得税、相続税の廃止
資産税、付加価値税の導入
社会の活性化
・競争型教育社会の復活
・農業最適地でのマネジメントを日本の農業の主幹とする
社会保障
・「病気」定義を厳しくすることで入り口を絞り必要とされるところに医療を集中する。
・救急車を有料化
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