【応募編】
特に意識してなかった大阪マラソン。
むしろマラソンは
愛媛マラソンだけでいいやって思っていた。
息子が大阪の大学へ行っているので…。
ちょっと様子を見に!!
そんな簡単な理由で応募してしまった。
どうせ当たらないだろうね。
毎年応募総数は12万人を超え
4倍を超える競争率。
東京と並ぶcity(都会)マラソンの代表格だ。
応募は4月13日のことだった。
大阪マラソンの凄いとこは、徹底して
メールやホームページでの対応。
使えない人は無視。
これって、本来の姿のような気がする。
本当に、走りたい人は
どんな手段を使っても、応募してくる。
出来ない人や文句を言う人は
その時点で落選なのだ。
通知は6月8日にメールで届いた。
きた~~~!メールが来た。
恐る恐るメールをクリック。
なんと、なんとだ!当選してしまったのだ!!
今年の愛媛マラソン2倍に落選したのに。
昨年は運気は下降気味だったが
今年は上昇中。
年が明けてからは
地元のハーフマラソンは当選。
そして、西野カナのコンサートも
前列2番目中央をゲットした後だった。
今年の俺は持っているぜ!!
なんにしてもだ
愛媛マラソン以来2回目となるフルマラソンだ。
やったね!!
と素直に喜ぶところだが、
そうでもなかった。
なぜなら、世間を騒がせた商品券の担当だったのだ。
その頃は、毎日商品券のことばかり。
ほんとうに、当選しても喜び半分で
家に帰るのは11時過ぎで練習もできない状況だった。
この仕事の忙しさは、7月も続き、
8月前半で終了を迎えた。
練習もできないまま、
当選通知から2ヶ月が経とうとしていた。
あと2ヶ月半か…
【練習編】
そんな忙しい毎日だったが
8月3日から軽い練習に入った。
まずは、どれだけランニング体力が落ちているのか
地元のハーフマラソン以来本格的に走っていない。
8キロほどを走ってみた。
夏の暑い時期だから、冬場に比べどうかわからないが
全然ダメである。
ペース平均は※6:50
これって、初マラソンのペース6:40より遅い。
しかも、汗はだらだら、ひざは笑っていた。
(※1キロの時間です)
初マラソンの時、無理な練習をしすぎて
膝を壊し、レース前の3週間、練習もできなかった。
そんな経験が、練習のし過ぎに歯止めをかけた。
人間は成長するのだよ。
まあ、10日までは練習しようにも
商品券のおかげで
できない状況が続いたので、
このタイムでも焦りはなかった。
気合の入った練習はお盆過ぎから。
最低でも10キロは走るようにし、
29日には20キロを走ってみた。
ペース平均は6:15
半月でこのペースまで戻したのだからよしとしよう。
8月のランは158キロだった。
月は明け、気合の9月だ!
今月は十分な走り込みをしないと。
雨や飲み会で休養日が多かったものの
10キロ6回、20キロ5回、30キロ1回と
235キロ走破したのだ。
最後の20キロランでは
ペース平均5:42
おお~~~これは憧れのサブ4も狙える記録ではないか!
月の中盤には、10キロだが
ペース平均5:03
もマーク。
本当に調子がいい!
こりゃあっと驚かせる記録が出るんじゃ…
しかしだ、この頃からある異変に気付いていた。
右足首の違和感がずっとある。
10キロまでは平気だが、超えると痛みが…
これは、前回の初マラソン時でも同じで
この足首をかばっていたため膝を壊した。
どうやら今回もこの右足首は爆弾となった。
そして10月
10月は、練習をしながら体を休める?
という、不可解な練習方法。
要は無理をしないことだ。
それでも、10キロ4回 20キロ3回を20日までに走り
130キロを超えた。
自分でも既に分かっている。
この、右足首の痛みはどんどん増してくる。
そんな中、YouTubeで走り方講座なるものを見た。
天地がひっくり返った…。
今までの走り方って、ダメじゃん。
早速フォーム変更を。
確かに、このフォームで走っていると楽だ。
これに気付いたのはレース1週間前。
足首の原因はこのランニングフォームでは??
なんて思っていたから
今更とは思うがにわかフォーム変更をしてみた。
このフォームでの本格的な最終ランは10月21日、
大会4日前だった。
記録は10キロ
ペース平均5:12
おお!改造フォーム成功じゃね!!
と、そんな急にフォームが変更できるはずがないのに
そう思い込んでいた。
大阪マラソンを経験して、このフォームのリスクが
走ってから気付いたのであった。
前かがみに、腰の位置を上げる。
今までは重心の位置を下げていた。
これって、足首や膝に負担はかかるが
腹筋には負担がかからないのだ。
腰の位置を高くするって
腹筋を使うことだったのだ。
この、腹筋の使い方が、
本番に大きく影響したのだった。
【大会前々日・前日 インテックス大阪編】
大阪へは、大会前々日に。
とにかく、初めてだから、余裕が持ちたかった。
午後1時に家を出て、途中渋滞に巻き込まれたものの
午後5時に大阪入り。
順調、順調。
明日はゆっくりと受付を済ませよう!!
晩飯は、1週間ぶりとなるアルコールで前々祝。
久々のビールは格別だった。
あくる日、南港のインテックス大阪へ。
途中、明日は街中は走るが商店街は走らないなぁ
なんて思って、心斎橋に寄って見た。
結局時間が早くて、何も見ずに素通り(笑)
コスモスクエア駅を降りて
インテックス大阪に向かっていると
ゴールが見えてきた。
このゴールのゲート見たら感動したね。
インテックス大阪での
大阪マラソンの受付は11時だったが
混むのが嫌だったので、10時には会場入り。
会場に着くと、すでに100人以上の人が!!
1時間待つことになったが
暑い、とにかく暑い。
並んでいても直射日光がじりじりしてくる。
明日はどうなんだ?
聞くところによると、昨年は25度を超え
大変な大会だったとのこと。
後ろを振り返ると外人さんも。
ミズノの本社ビルも見えていました。
さて、いよいよ受付が始まった。
自分のチームはパープル。
頭がパープルなので紫を選んだのが、
結果を言うと、紫は
チーム対抗7チーム中6位。
ここで、1番だったら、500名に
来年の出場権が与えられるのに…
あきらかにパープルだった。(なんのこっちゃ)
番号を確認して
スタッフからゼッケンとその他もろもろをもらった。
受付は混乱もなく、スタッフの対応もすばらしく
スムーズだった。さすがです!
そして協賛企業のブースへ!
いろいろなものを無料で提供してくれる。
写真も撮ってくれるので
憧れのサブ4の写真も撮ってもらった。
そして、飲食ブースへ。
いや~~~すばらしい。
この出展ブースの充実差は
愛媛マラソンを超えているね。
暑さのためか、喉がからから。
どうしようか迷うこともなく
飲食ブースでビールを注文。
かぁ~~~うまい。
明日は、本番。とにかくエネルギーが必要だ!
というわけで最初に食べたのは牛串。
でも、大きい声では言えないが
このお肉、なかなか噛み切れず、いまいちだった。
次に食べた天丼は、500円かと思い注文したが
海老天丼は1000円だった(汗)
味はまずまずなのに、金額で幻滅。
う~~ん素晴らしい飲食ブースなのに
2連敗。
次こそは…
並んでいるラーメン屋へ。
ラーメンか…人それぞれじゃん・・・。
でも、並んでいる甲斐があった。
こりゃうまい。
これこれ、求めていたものは。
もう一杯!!ラーメンじゃなくビール!
やばい、やばすぎる
飲みという誘惑に負けてしまった。
明日は大丈夫なのか?
まあいいか。
インテックス大阪をあとに大阪城公園を目指した。
【大会前々日・前日 インテックス大阪城編】
インテックスの後は、少々酔っぱらっていたが
スタート地点を見ておかなきゃということで
大阪城公園まで行ってきた。
コスモスクエア駅でスタッフが
大阪城公園に行くなら谷町4丁目で降りて!
と言ったので、そのまま谷町4丁目で降りたが、
荷物を預ける場所の確認、
そしてスタート位置のことを考えると
ビジネスパーク駅が最善だと思われた。
(実際は森ノ宮で降りたんだけど・・・)
谷町4丁目から歩いていると
地下鉄森ノ宮駅が見えてきた。
案内看板がいたるところに。
JRなら大阪城公園駅で駅で降りればよいが
ここは絶対に混む。
万が一寝坊してもそんなに混まない
市営地下鉄を選ぶほうが懸命だ。
荷物の預ける場所や
トイレのある場所など
入念にチェック。
そしてスタートブロックの表示が。
A~Dは左か…次はこっちに行きたいね。
極楽橋を超え
ランナーだけの聖域に!!
大阪城も出迎えてくれている。
明日はここから右に。
通行止めになってなかったから
この先はどういう配置になるのかはわからなかったから
何度も往復した。
スタートラインはあのビルのふもとか?
とりあえず行ってみよ。
しまったー!
今日は体を休めるはずなのに
足がパンパンじゃん。10キロいや20キロ近く歩いているのでは。(大汗)
時計を見ると14:30
視察を終えた。
疲れたが、明日迷うより全然いいので、よしとしよう。
その日は、スーパーで惣菜を買って
家で軽く飲み、21:00に寝た。
【当日朝編】
朝は4時に起床。
就寝は午後9時だったので
十分と思われたが。
緊張のせいか寝たようで寝れなかった。
いつものように、
寝起きと同時にストレッチ&筋トレを終え
朝用に握ってあったおにぎりを食べた。
そして、ピンクTに着替え
5時30分には家を出た。
昨日の調査では、大阪ビジネスパーク駅が一番近い。
淡路駅には6時前に着いた。
阪急淡路駅は地下鉄堺筋線に直結となっているので
長堀橋で長堀鶴見緑地線に乗り換えればすぐだ。
長堀橋につくと、ランナーの姿もちらほら。
ここまではスムーズな流れ。
電車に乗って5駅目。
朝が早いので座っての移動で楽だ。
ひとつ前の森ノ宮駅近くになると、
席を立つ人が多数??
なんで?ビジネスパーク駅の方が近いのに
と思いつつ
ここが田舎者だ。
大きなものには巻かれなければならない。
結局、私も降りることに(笑)
降りてみてわかった。
荷物を預けるトラックの位置が近かったのだ。(たぶん)
荷物の預け時間は7時から。
まだ30分以上もあるので、準備運動を!
あれ?筋肉痛だぞ?
寝起きには感じなかったがあきらかに
ふくらはぎが重い。
やはり、昨日の下見は入念過ぎたか。
ストレッチを済ませ
これ以上疲れたらいけないので、地べたに座り込んだ。
時折吹く冷たい風・・・
寒い明らかに昨日とは違う気温だ。
それもそのはず、あとで分かったのだが
この風は木枯らし1号だったのだ。
余談になるが、大阪マラソンの計測チップは
シューズに結ぶタイプ。
7時になったので、荷物を預け、
スタート位置に向かった。
途中大阪城が朝日を浴びて
きれいに見えたので携帯で撮影。
写真を撮っていると、ランナーのきれいなお姉さんが
写真お願いしますと。じゃあ私もお願いします。
お互いに検討を称えあって別れた。
連絡先聞けばよかった・・・。
そして、いよいよブロックのスタートラインに。
昨日はよくわからなかったが
スタッフが誘導してくれた。
昨日
何往復もする必要はなかった。
さすが到着が早いからブロックでは前から2番目。
しかし寒い~~!アップはしていたのだが
冷えてきた。時計をみると8時前。
まだ1時間以上あるのか。
この1時間は寒さとの戦い。
アップをもう一度してもよかったのだが
また冷えたらいけないので
スタートの号砲が鳴ってから
スタート位置に行くまでに
徐々に体を温めることにした。
そして、いよいよスタートの号砲が鳴った。
【スタート~25キロ編】
8:40頃スタート地点ではセレモニーがあったのだが
見えなかった。
そのあと、数台のヘリが飛んできて
ああスタートしたんだと気分は高まった。
そして、スマホのアプリを起動させた。
予想通りなかなか動かないので、
アキレスを伸ばしたり、首を回したりと再アップをした。
スタートラインまで行くのに8分を要した。
自分の中のイメージでは
前半5:30ペースを維持し、後半5:40~50で!
これで、サブ4じゃ。
でも、8分のビハインド・・・。
とにかくこの時間を取り戻さなければ。
気持ちは焦っていた。
スタートから1キロを過ぎ、ようやく走れる体制に。
最初は少し上っていたが長い下りに・・・。
早い時点で8分を取り戻さなきゃ…
この下りが曲者だった。
キロ5:09で2キロを走っていて、
最大速度は23.3km/h
この最高速度(瞬間)って
マラソンランナーの早さじゃん!!
その後も5:10台で12キロ過ぎまで走り
8分のビハインドはほぼ無くなっていた。
このハイペースもレース後半の失速を生んだ。
大都会の街並みを走り、心地よいランニング。
途中トップのランナーとすれ違ったが
走る速度が違いすぎる。
いつか俺もあんな風に・・・なれるか!!
そんなことはどうでもいいが、
調子よく飛ばしてきたが、1回目の折り返しの
12キロを過ぎたあたりから
心配された右足首の痛みが出てきた。
やばっ・・・早めの処置をしなきゃ。
仕方がなく、痛み止めを飲んだ。
沿道は人だかりだったが
私への応援はほとんど無かった(あたりまえか)
でも、愛媛マラソンは、知らない人でも
凄い声援でずいぶん助けられたぞ!
2回目の難波を通り過ぎ、
20キロ手前の大阪ドームにさしかかった。
2回目の折り返しを過ぎてからの緩い坂はきつかった。
近鉄バファローズがまだあったころ
ローズ選手の55号ホームラン
中村紀洋のサヨナラアーチを見た大阪ドーム。
懐かしさを感じたが、
そんなことより、
どんどんと足の痛みがどんどん増してくる。
なんとか3回目の難波を通り過ぎた頃は
周りの景色が見えないほどきつかった。
通天閣を見ようと思っていたのに
足首、そして腹筋が悲鳴をあげていた。
まだ、25キロ。
これってちょっとやばいかも…
25キロを超えどんどん足が痛くなってくる。
正直棄権も考えてしまうほどの事態だ。
ただこのあと、歩いてゴールまでいっても
7時間という制限時間はクリアできた。
でもね、そうはいかない。マラソンをしに
走るために大阪にきているのだ。
足はボロボロだが気力は持ち続けた。
フォームを変えて、最大の弱点は、
前傾姿勢を保ち
腰の位置を高くしたことだった。
高くすることで、
否応にもお腹を引っ込めてしまう。
これが、腹筋にかなりの負担となった。
腹筋は毎朝100回していたが
あまり効果がなかったのか??
右足首と腹筋。二つの爆弾をかかえ、
30キロを迎えた。
給水所で水分を取り走り出して数100メートル。
異変が起きた。右足首に激痛が走ったのだ。
立ち止まった。道路の端に寄って
エアサロンパスを吹きかけた。
(エアサロンパスの準備はしていた)
そして、再び走り出すも、痛くて走れない。
というより歩けもしない。
やばっ棄権かなと一瞬思ったが、
この大阪マラソン、何人の人が落選したか。
10万人を超える落選者がいるというのに
棄権なんてできるか。
深呼吸をして空を見た。
風は冷たかったが快晴だった。
今まで自分なりに頑張った練習を思い出した。
あと12キロ。新居浜に行く半分の距離だ。
水はなかったが、2回目の痛み止めを飲んだ。
とにかく遅くても
「まいどエイド」までは行こう。
足を引きづりながら走り出した。
やっとの思いで到着した32キロ過ぎの
大阪マラソン名物「まいどエイド」
とにかく、ここで、休みたかった。
おいなり 梅干し 冷やしきゅうり たこやき
を口にほうばり、エネルギーを補給。
食べる元気はまだまだ余裕で残っていた(笑)
兄ちゃんがんばり~~やとの声援。
兄ちゃんじゃないけけど…
ここでの休憩は3分近く居たような気がする。
内緒だが、ここでのエイドの休憩は
記録が達成しなかったときの
言い訳にしようと思っていた。
ようやく、痛み止めが効きだしたのか
走れる状態になった。
でも、痛みが完全にとれたわけではない。
キロ6分を超える速度。
あ~サブ4は愛媛マラソンに持越しじゃね。
でも、立ち止まることはあっても
歩くことはしなかった。
そして大阪マラソン最大の難関
「南港大橋」を向かえるのであった。
【南港大橋編】
37キロ過ぎ、
最大の難関「南港大橋」が見えてきた。
ずっと高架下を走って、
沿道の人もまばらであったが
南港大橋付近は別だった。
前を行く1万人のランナーが
うじゃうじゃと
虫のように動いている(表現悪いなぁ)
そして、音楽も流れており、観衆も多く
頑張れ体制ができていた。
この足で登れるのか?不安だったが、
愛媛マラソンを思い出した。
確かあの時は、早い人の後ろにくっついて、
登って行ったよなぁ。
今回もその作戦じゃ!!
無我夢中で走っているランナーについて行った。
途中の声援は凄かった。
がんばれ~あと少し~!
ここだけは、ハイタッチをしてくれる人も多くいた。
やはり応援(声援)は力になるね。
足の痛みは忘れていたよ。
何人抜いたであろう?
早さ(ランニング速度)は関係なしに
ここだけは自慢できるランニングだったね。
おかげで、なんとか橋の頂上へ止まることなく
そのランナーに連れて行ってもらった。
ありがとうございます。
大会前、知り合いから
37キロ過ぎにとてつもない坂が待っているよ。
そこまでは力を温存してとアドバイスを受けていた。
そのときは軽く考えていたが
やはりこの坂は、大阪マラソン最大の難関だね。
登り切った後は、
呼吸がかなり乱れかなりきつかったよ。
とにかく、難関をクリアできた。
プチ達成感。
あとはゴールに向かってまっしぐら。
残り5キロ。
【38キロ~栄光のゴール編】
南港大橋での頑張りは、更に負担をかけた。
というより、右足首をかばい続けたせいか、
左足も痛くなってきたのだ。
左足の甲の痛みはわかっている。
走る前、少しだけ紐をきつく結んでしまったのだ。
それに加え右足をかばってしまったから…
そういや、昔
両足ねんざという診断をいただいたよなぁ~。
ここからは、39キロ地点とあと3キロと、
走った距離と残りの距離の看板が
交互に見えてきた。
40キロに差し掛かった時、
伊予銀行のユニフォームが見えてきた。
同郷の人じゃん。
そういや、15キロ付近でも愛媛の女の人を見かけ
愛媛ですよね、
私もだよ。
頑張りましょうと声をかけた。
また、言うけど連絡先聞けばよかった(汗)
とにかく、伊予銀行さんは抜いておかなきゃと
本能的に思い、ペースアップ。
ただ、抜く前には声はかけなかった。
なぜなら男だったのだ(爆)
いよいよあと1キロ。
足が棒になっている。
腹筋が痛くて力が入らない。
でも、走り続けた。
歩いてしまうとすべてが終わるようで・・・。
そして、ゴールが見えた!昨日みたゴール地点だ。
泣くかと思ったが、気持ちはサバサバしていた。
4時間22分・・・ついにゴール。
コースに一礼し、無事完走できた。
30キロ過ぎ、棄権も考えたが
諦めず走ってよかった~。
ネットでは4時間13分。
キロ6分ジャストだ。
これは、初マラソンより、20分以上も早い記録で
自己ベスト。
残念ながらサブ4は持ち越しになったが
自分としては満足している。
ジミーちゃん(ジミー大西)が
このマラソンを走っていたけど
レース後の感想は、
もう二度と走りたくないだって!
自分もその通りだが
しばらくすると、また走りたくなるものだよ。
【ゴール後編】
ゴールでは、まずメダルを頂いた。
子供だましか!!と思っていたが、
もらうと嬉しいものである。
そして、アンパン1個とスポーツタオル。
スポーツタオルかけてもらうのは
なるべくきれいなお姉さんにかけてもらおうと…
選んだらだめじゃね。
残念・・・
ん??これだけ??
愛媛では、大きいバスタオルだったぞ。
あと完走後はランナーの食事は無料でたくさんあったぞ!
なんて思いつつ、荷物の預けたブースに移動。
ブースに着いてしばらくして、
先ほど抜いた伊予銀行さんと出会った。
私のほうが早いのだよ…
なんて思うことは今だからであって
同郷の人がいると安心するものである。
この伊予銀行さんも、同じパープル組で
荷物の預け先が同じだったのだ。
順位は1万人以内。
ということはまだ2万人の人が
ここにやってくるね。と伊予銀行さんと話し
とっとと着替えた。
といっても、足が動かないから
だいぶな時間居たように思うよ。
そして企業ブースでサンプルをもらい、
伊予銀行さんとビールで乾杯をしようと
飲食ブースに行ったが、超満員状態。
残念、席が空くのを待ってたら
帰るのが遅くなる。
結局、アサヒビールが配っていた
ノンアルコールビールで歩きながらの乾杯。
今日はお疲れ様。
また愛媛マラソンでまたお会いしましょう!
次は若さからいうと確実に負けます(汗)
インテックスからとっても遠い
コスモスクエア駅に向かった。
駅もやはり混んでいた。
でも、なんとか1便も遅らすことなく
電車に乗れた。
たまたま席が空いていて
やさしい伊予銀行さんは私に席を譲ってくれ
座ることが出来た。ラッキー!
谷町4丁目で乗り換え
淡路の駅についてのが午後4時前。
ここから歩いて帰るのだが、長かった~!
その夜は、魔王という
とっても美味しい居酒屋で祝勝会。
ビールうめぇ~~~!
しばらくは走らんぞ!!
午後8時前には家に帰ったのだが、
風呂入ってそのままバタンキュ。
だいぶ寝たかと思いきや、
起きるとまだ午後11時だった(笑)
1時間ほどビールを飲みながら、
今日一日のレースを振り返った。
とにかく、マラソンってこんなにきつかったのか?
というのが2回目のマラソンの感想。
なんとか、20分以上も自己ベストは更新したが
改めて思ったのは
無意味な練習をいくらしてもダメ。
効率、いや効果の出る練習をしなければ!
今回急に変えたフォーム。
やはりこれをマスターしないとね。
愛媛マラソンの課題が見えたよ。
とにかく今は、足首を治します。
見てろ~~愛媛マラソンでは
リベンジじゃ!!
最後に記録の詳細を添付します。
へたくそな文章を
最後まで読んでくれてありがとうございました。
次は愛媛マラソン
お楽しみに!
(完)