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我が家の沢庵漬け

2014年02月22日 | 保存食

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構想から1年・・・我が家の沢庵漬けが、やっとできました。

構想はというと、自分の畑で育てたお漬物用大根で・・・ということにこだわって、沢庵を漬けるということ・・・!

昨年9月、固定種「阿波晩生沢庵大根」の種をまきました。暑い暑い、しかも雨がなく台風にも襲われた9月・・・。みなさん今期の秋冬野菜はことのほか苦労されたことと思います。

その大根が年末から獲れ始め、すぐに洗って干して漬けたかったのですが、ちょっとバタバタしているうちに収穫したのが1月下旬・・・。

ちょっと凍った日もあり、しみていた部分もあったり、皮が硬くなっているところもあったけれど、せっかくつくったお漬物用の大根、なんとか漬けたい・・・!

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1月下旬、収穫後すぐに洗って、軒下に干しました。

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お天気がいい日が続いたので、かなりあっという間に干せて、ああもう漬けねば~!とちょっとせわしいくらい・・・。

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大根を干しているときにみかんを食べることがあったら、一緒に漬けるためにむいた皮を外に出して、一緒に天日で干しました。風味がよくなるとのことで♪

【材料】

・大根・・・3kg(干せあがった状態で)

・ぬか・・・500g

・天日塩・・・120g

・粗糖・・・120g

・唐辛子・・・5~6本(細かくちぎる)

・昆布・・・5cm×10cm程度(はさみで細かくカット)

・干したみかんの皮・・・適量(はさみでこまかくカット)

【つくりかた】

①ぬか、塩、砂糖、唐辛子、昆布、みかんの皮を大きなボウルに入れてよく混ぜ合わせる。

②①のブレンドぬかをカメのそこにふたつかみほど振って、大根を隙間なく並べる。

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③大根、ぬか、大根・・・と交互に重ねていき、最後に多めのぬかでしっかりフタをするようにぬかをかける。

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ぬかの上に、大根を干すときに一緒に干せた葉っぱをのせました。最後に、大根の倍の重さの重しをかけておく。

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⑤カメにフタをして、外において置き、3~4日後に様子を見て重しをはずしました。

⑥1週間ごとに様子を見がてら、1~2本取り出して食べていました。

⑦3週間経ったころから、味見するととっても美味しくて・・・切っても切ってもすぐなくなるので、今どんどん食べています。

・・・いや~やっぱり自分の畑で育てた大根で作る沢庵漬けは、いろいろな意味で格別です・・・!いいものですね、来年からもまたこの仕事を積み重ねていきたいです。

今回も、もっと落ち着いてゆっくりやりたいなあと思いつつ、一体わたしはいつ収穫して、干すのか?・・・一体いつ沢庵漬け作業ができるのか?自分でもいつできるかぜんぜんわからない状況で、一瞬の隙を見つけてなんとか沢庵仕事をこなした感じでした。

ともあれ、せっかく沢庵用につけた大根があったからこそ、こんな状況でもなんとかエンジンかかって頑張れたってところです・・・

美味しくできてくれた沢庵大根さんに、感謝です。

ぬか、塩、砂糖、昆布、唐辛子・・・たったこれだけの材料で美味しい沢庵が漬けられるなんて・・・日本の漬物文化はすばらしい!


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