依水園 後園 小さな茶室 その２

ボクがこの小さな茶室の付近で庭園を見学していると職員のおじさんがダッシュで走ってきてボクに話しかけてくれたよ～
おしさん：「この場所からこの角度でこの方向を見てください！！」
ボクはおじさんの言葉の通りにしてみたよ～
この写真のこの角度で眺めてみると東大寺大仏殿の鴟尾が見えるんだよ～
見事な借景だよ～
「おじさんありがとう！！」

依水園 後園 小さな茶室

後園に入って右側を進んでいるとちいさな茶室(離れ)？？があったよ～
「でも何でこの場所に小さな茶室があるんだろ？？」

【ボクの日記を読みすすんでもらうとその理由もわかるよ～】

依水園 後園 借景

依水園の後園はみごとな借景でも有名なんだよ～
借景は中国庭園や日本庭園における造園技法のひとつで庭園外の山や樹木竹林などの自然物等を庭園内の風景に背景として取り込むことで前景の庭園と背景となる借景とを一体化させてダイナミックな景観を形成する手法なんだよ～
著名な借景庭園と借景とする背景は彦根城天守を借景とする玄宮園や勝山を借景とする足立美術館枯山水庭の他に修学院離宮（比叡山）円通寺の枯山水庭園（比叡山）・天龍寺の方丈裏庭園（嵐山・亀山）・栗林公園（紫雲山）・仙巌園（桜島） などが有名だよ～
「でもボクがちょっと逆光になっちゃった？？」

依水園 後園 紅葉

ありゃ？？
木々の一部だけが赤くなっている？？
でもちょっと早すぎるかも？？
そう言えば依水園は奈良県だけでなく関西屈指の紅葉の名所でもあるんだよ～
「『紅葉まっかっか！！』…なんちゃって！！」

依水園 後園 東大寺南大門

依水園の後園は東大寺南大門を借景しているんだよ～
ボクは実は東大寺南大門を訪問したこともあるんだよ～
南大門の向こうには若草山も見えるね～
実はね～ボクは若草山から東大寺南大門を眺めたことがあるんだよ～
でもその時には依水園の存在はよくわからなかったよ～
「今度機会があったら気をつけて見てみようっと！！」

【詳しくはボクの日記の２０１０年３月１１日と４月２８日を参照してみてね～】

依水園 後園に到着

後園に到着したよ～
とっても広いよ～
前園からは後園は全く見えないので後園がこんなに広大だとは思わなかったよ～
後園は明治時代に実業家関藤次郎が築いた築山式の池泉回遊式庭園で作庭は裏千家十二世又妙斎宗室によるんだって～
寧楽の都をモチーフとし若草山や東大寺南大門などを借景とするんだよ～
「奈良市街に近いのに全くそれを感じさせないね～」

依水園 氷心亭

明治期の数寄屋造りの氷心亭だよ～
「大きな窓が開放的だね～」

依水園 清秀庵 その２

この反対側には挺秀軒って名前の数寄屋もあったよ～
「でも工事中だったんだよな～」

依水園 清秀庵

前園から後園に向うよ～
その途中で清秀庵があったよ～
裏千家の名席『又隠席』を模したものなんだそうだよ～
「じゃあボクもここでお茶をいただきま…え？？ここは入場できない？？」

依水園 前園 池に映る三秀亭

ありゃ？？池に三秀亭が映ってるね？？
江戸時代に建てられた三秀亭を中心に前池の護岸石の石組みと池の中に鶴亀をなぞらえた中島と要所に置かれた燈籠など江戸期の作庭を物語っているね～
パンフレットに掲載されている前園もこの角度から撮影されているようだからこの角度が最も撮影に適しているのかもね～
これで前園の写真は最後だよ～
「じゃあ次は後園に向うよ～」

依水園 前園 三秀亭 その２

三秀亭で記念撮影したよ～
昔の家屋っていいね～
「ボクもここでまったりしたいかも？？」

依水園 前園 松

前園には松が生い茂っていたよ～
「依水園は『花の暦』があるほど花で有名だけれども松の緑もとってもきれいだよ～」

依水園 前園 橋

前園の真ん中の島まで来たよ～
「三秀亭が近づいてきたね～」

依水園 前園 池 その３

池にはお魚さんがいるね～
スイスイ♪
「お魚さん！！こんにちわ！！」

依水園 前園 池 その２

前園の池には蓮の花が咲いているよ～
蓮は象徴としてもとっても人気でインド・スリランカ・ベトナムの国花で 中華人民共和国マカオの区旗にもデザインされているそうだよ～
「他にもヒンドゥー教や仏教でも人気の植物なんだよ～」