想定を上回る雨量が降ったりしたこともあるかもしれないが、
報道を見たり聞いたりしている限りあれだけの犠牲者が出たのは多分に人災的要素があるように思う。
一口に云うと町長の認識の甘さというより驕りとか過信があったことが伺える。
元々大島は火山島で過去何回も被害にあっていてそれなりの対応対策が出来ていることを今回知った。
なので、気象庁から何回も連絡があっても、これまでの経験とそれに基づく対応対策が中心になり気象庁や都からの
進言はあまり聞き入れなかったのではないか。
だが、今回の台風は早くから超大型でコースも示されていた。
ならば町長はこれまでになく神経をとがらせて一刻一刻の台風の動きを見ておく必要があったのではないか。
島を離れることなども問題だ。
あのタイミングで避難勧告を出すとかえって危険と思った、とも言っているが、リーダーならそうなる前の判断がきわめて
大事ではないか。
ましてや今回は前日の夕暮れには気象庁から警報が入っている。
この段階でじっくり検討していればもっと違った判断が下されたのではないか。
人はよく結果論だと云うが今回はそれにしては犠牲者の方また島民の方が気の毒だ。
私ならこんなリーダーに公務は任されない。