左は市民会館の大ホール(1,564席)といつも練習している付属の集会室(10~250人)です。
でも、本日は指揮者に敬意を表して新しい建築物の中ホール(文化ホール)3Fでの練習です。
3Fに6時50分頃に入っていったのですが、ドアを開けるまえから歌う声が・・・。あれサブ指導者の西尾先生がすでにタクトを振ってらした。
どうやら寺岡先生をお迎えするまえに必死の事前学力アップ でしょうか。
レセプションルームは照明が暗く、西尾先生の顔がよく見えなくて困った。いつもやさしい先生です。
さて先生登場。寺岡先生はこの4月から大阪交響楽団の常任指揮者となられました。大阪交響楽団との「メサイア」も楽しみです。
高槻コンサート協会の肝いりのK氏が寺岡氏を紹介された。「テンポとか聞いていただきたいです。(いままでの練習の)」
先生いわく、「今日は、私がなにを一番、気にしているかということを知っていただきたい。」
「ワルツ(4番)、ちょっと早いなと思いつつ、なんとなく合っているのが不思議だ。気が短いのか、緊張しているのかですね。」
(不安と動揺で落ち着きがなくなっているのです。実は。)
「私の顔をずうっと見つめないで欲しい。200人の視線は恐い。でも肝心のところ(見て欲しいところ)でちゃんと見て貰えないと気になるものです。」
「自覚を持って歌うことは大事だが、肩が凝る。いつもキチンと同じ調子で歌うものではない。」
「8分の6拍子。アンダンテ=馬に乗っている時のリズムだ。だから、騎馬民族でない農耕民族の日本人には難しいリズムなのです。」
「1,2,3。2,2,3。最初の音を強調して。」
「16分音符。タターン。暗く。足の上に重しが載ったように歌うこと。」
いつもよりずうっと疲れた練習でした。
そして、帰宅後に家にある「メサイア」の3枚のCDを聴いてみた。例えば12番。「アン ツウ アース」はどれも「アース」だが、先生のは「アス」と短い。打ち切りにしないといけない。しかし練習CDでは「アース」であるから非常に苦しい。切り替えるのが。
先生の創りあげる「メサイア」なのだと自覚した。
「歌詞をしっかり発音すること。恥ずかしげに歌っていては駄目です。いったん舞台に上がると決めたら自信を持って歌うべきですよ。」
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」 | |
ショルティ(サー・ゲオルグ),カナワ(キリ・テ),ゲヴァング(アンヌ),ルイス(キース),ハウエル(グウィン),シカゴ交響合唱団 | |
ユニバーサル ミュージック クラシック |
ヘンデル:合唱曲集 | |
ガーディナー(ジョン・エリオット),モンテヴェルディ合唱団 | |
ユニバーサル ミュージック クラシック |
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