将棋の対局規定で佐藤天彦九段が反則負けとなった問題は、まだ決着していません。佐藤天彦九段が不服申立書を提出しており、申立書への裁定が下っていないからです。
囲碁の日本棋院の対局規定では、立会人がマスク不着用を注意してもマスク不着用だった場合に反則負けとなるようです。
日本将棋連盟の対局規定による裁定ですから覆る事はないと思いますが、対局規定は見直すべきだと思います。一発退場は厳しすぎますからね。
全ての対局に立会人を配するのが困難ならば、例えば挑戦者決定リーグやトーナメント、順位戦A級の対局時には立会人が、それ以外では記録係が注意できるような規定であってもいいのではないでしょうか。
〈将棋〉A級順位戦マスク不着用問題を整理する… ただ「佐藤天彦九段が藤井聡太竜王に勝利」など、盤上の戦いにこそ注目を(田丸昇)
日本将棋連盟は2020年の春に新型コロナ感染防止策として、公式戦の対局者(観戦記者、記録係らの関係者も含む)にマスクの着用を要請した。
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