ご存知の様に香港では民主勢力が圧迫されています。民主派の新聞「リンゴ日報」が発行停止に追い込まれ、幹部などが逮捕されています。香港は大陸の国によって力で押し潰されようとしています。
イギリスとの間で50年間は一国二制度を保証するとなっていましたが、すでに一国一制度になろうとしています。
一党独裁の悪弊そのものです。いつもは「人権が〜」とか「言論の自由が〜」とか「
表現の自由が〜」とか叫ぶ人たちの声は聞こえてきません。一体どうしてなのでしょうか。
日本ペンクラブや新聞社などは声を上げるはずなんですが、今回に限っては声が聞こえません。大陸の国が母国なのでしょうか。
共産主義国家では共産党が最上位であり、政府を始めとして全てが共産党の指導の下にあります。民主的な選挙の下に政権が交代することもありません。
大陸の国は貧富の差が大きくなっています。都市部に限ってはインフラが整備されていますが、それ以外の地域は…
大陸の国は新興国に対して経済的植民地化を図っています。経済援助をしても技術支援はしません。中国人労働者がインフラを作り、経済援助は大陸の国へ還流されてしまいます。
日本のODAなどの支援は現地の人々を雇用し技術を教え、自分らが帰国してもインフラが整備維持できる様にしています。
大陸の国は世界に覇権を唱えようともしています。アメリカに対して「太平洋の西半分がアメリカが、東半分は大陸の国が管理しよう。太平洋にはその余地がある」と提案しています。もちろん、アメリカはそれを退けています。
大陸の国はどこを目指しているのか?
おそらくは中華帝国の再興。今は共産主義国家ではなく、覇権主義国家といってもよいでしょう。
※私の個人的な主張です。