基本的にこどもたちは勉強をしたいと思っています。・・・
しかし、学校ではしたくない。家庭でもしたくない。そう思っています。・・・
事の始まりは、家庭内です。家の中で勉強する環境にない家庭が多いのです。・・・
家に一冊も本と言うものが無い。雑誌はあるが、小説や専門書、辞書すらない。親自体が、そういう事を嫌っているからです。また、ふれる機会すらない。・・・
勤勉で、一生懸命に働く親なら色んな事が疑問になる。色々と調べたくなるものではないかとも思いますが、そうにはなっていません。ケイタイやスマホやネットで調べて答えが出ますから、こどもたちもそこから学ぼうとするものです。要は、親の背中を見て育つのです。・・・
だから、家では勉強したくないのです。また、学校でもそうです。上から目線で、押さえつける事しか出来ない教師がおおいです。基本的にこどもたちを信じていない。・・・
こどもたちの勉強する居場所が無いに等しくなっているご家庭も多いです。たとえどんな環境でもやろうと思えばできると言う場合もあるかもしれません。それには周りの協力も必要になります。また、集中力を持っている子は、例え雑踏でも勉強に集中できます。電車の中、人ごみの中、騒がしい学校での休憩時間など・・・
そういう初期的な集中力させ持ち合わせていない子は、どんな環境でも出来ると言う訳ではない。特に学校の勉強ともなると、余計に集中できないのです。・・・
では集中力をつけるにはどうするか?一番早いのは、将来の夢を持つ事。それを成功させるためには、是が非でもこれを習得しないといけない。という事になります。そう信じる事も重要です。その事をこころの奥深くまで染み込ませないといけません。そこがなかなか難しいのです。絶えず思い込んでいる事。信じる事です。・・・
少しずつ、今の中3生も将来の事に気付き始めて来ました。・・・
「うわぁ~集中出けへん~どないしょ~」と、自習中の一人が言うと・・・
「勉強しよ!行けるよ!」と、もくもくと進める生徒がいます。彼は、すでに入試の段取りやらをお母さまと相談し決断しています。そうなると全てが早いのです。・・・
早く全員がそうなる事を祈ります。ほんとうに間に合わない。・・・
明日に、期待!・・・