今朝、三男に寝ている横で「今日、一大イベントがあるの知ってるー?」と大きな声で起こすような感じで言われた。・・・
ん~?・・・薄目で窓を見て、「曇ってるから見えないよ~」ともう一度寝てしまった。・・・
今日は、300年に一度の大スぺクタル天体ショー「金冠日食」が見られる日です。・・・
しかも、ここ大阪では朝7時30分ごろ・・・
少し前から見ようかどうか考えていた。・・・
見るなら、教室の窓からが絶景なのです。何しろ6階建ての4階ですし、周りの大きな建物は南海電鉄の空港線の高架ぐらいですし、ここの4階はちょうどそのラインだし、太陽を見るにはうってつけなのです。・・・
テレビやラジオではしきりに、直接太陽を見ないでくださいと言っているし、少し前なら近くのスーパーのレジ横に「日食グラス」が販売されてたし、だから、見るなら買わないといけない。・・・しかし~・・・本当にメガネを買わないといけないのか?・・・
確かに太陽を直接見る事は出来ないが、日食状態なら暗くなるだろうし行けるんじゃ~ないの~?とか甘く考えていた。・・・
昔小学生の頃、同じく日食イベントがあり、運動場に全員集まった事がある。・・・
その時にも、意味が良く分からず、他の子は濃い色の下敷きや専用メガネや(当時は超高額だった)、紙に穴を空けて間接的に見る方法などを使って観測していた。・・・
とにかく何が起こっているのか分からず、太陽を見ても眩しくて何も見えず、でもみんなそれぞれの器具を用いて見ていた。・・・
間接的に見る方法も見せて貰った。・・・「えっ?何が起こってるん?」・・・
詳しく話を聞いて納得できたが、出来れば間接的ではなく肉眼で見てみたい。しかし、片目を閉じても、薄目を開けても、まぶしすぎて見えない。結局目が見えにくくなってしまった。・・・
ふと当時を思い出していた。・・・
結局二度寝してしまって、起きたのが10時だった。・・・
昨日、スーパーに行って「トリス」を買って、もしレジの横にまだ売ってたら、観測用メガネを買うつもりだった。でも、売り切れてました。・・・これも定めです。・・・
だから、初めから見るつもりではなく、成り行きで見る事になったらそうしようなんて考えていたんです。・・・
もしその時は、教室の窓から観測しようとかまで考えていたが、結局はそうならなかった。・・・
早朝パートから帰った嫁さんが、「すごかったよー!太陽の真ん中にぽっかり穴が空いたみたいになってたよー。へぇ~見なかったの~?それは残念!生きている間に二度と見れないかもしれないのに?あ~ら残念ねー!」・・・
へぇ?・・・そんなにすごかったの~?・・・少し後悔・・・
そこで、そんな自分を慰める事を考えた。・・・
「毎日、地球は回ってる。その周りを月が周って、地球と月は太陽の周りを周ってる。毎日世界中のどこかで日食が起こってるんだ。そりゃ~日本だけで考えると、300年後かもしれんが、日食は日本だけで起こってるんじゃない!世界で起こってるんだー」・・・(どこかで聞いたようなセリフですなぁ~)・・・
これで自分を慰めました~。・・・
まあ~、周りの人間が騒いでる事には、逆に興味を持たないのが常なのです。(天邪鬼)・・・(負け惜しみ~)・・・
朝からこんな感じでスタートです。・・・
でも教室は至って安定してます。・・・昨日から3年生は修学旅行。少し生徒が少ない今日と明日です。・・・
明日から中間テストが始まる生徒もいます。・・・今日はその子たち中心に指導しました。・・・
「がんばれー!悔いを残すなー!」・・・彼女らを見送りました。・・・
いつか、世界のどこかの「金冠日食」を見る為にこちらから出かけて行ってやります。・・・見た方がご利益あるとか、そういう事にも広く心を広げないと大成出来ないとか、ちいさな物差しで人間を計ろうとするなら、私は自分から見に行きます。確実に見れるところへ・・・www・・・
私だって、私だって、見られるものなら見たかったわい~!(本音です)・・・
明日に、期待!・・・
ありがとうございます。。