今日も、異常に、異常に、暑いです~。・・・汗もだらだら~。・・・
ところで、今日のある人のリツイートにより、「内田 樹の研究室」ホームページのブログを読みました。・・・
今まで、こころの中で、長い事葛藤していた事が、少し解決したような気がします。・・・
以前も、怒る事と叱る事は違う、感情剥き出しで叱るという事はありえない。とか、話した事がある。・・・人間には喜怒哀楽と言う感情の表現方法があり、生き物の中で人間が、人間として確立しているのは、この感情の表現が出来るからだとも言われています。・・・
私が、理解に苦しんでいるのが、真剣に良くしようと、真剣に相手の事を考えたら、本気で怒る。らしい・・・という事。怒ったら、しかも真剣なら、エスカレートすれば、暴力になり、無理やりの強要になり、・・・それが躾です。と言われて、なんだか納得できないでいた。・・・社会人でさえも、イライラして、頭に血を登らせて、「辞めてしまえー!」とか言われて、書類をたたきつけられる。とか、中には手が出る、足が出る、物が飛ぶ・・・なんて会社の上司もいるようで・・・それが教育だ!会社のためだ!とか言われて、やっぱり納得できない。・・・こういうのは、暴力です。躾や教育に名をすり替えて肯定しているが、暴力なんですね。・・・
しかし、今日の内田先生のブログで、少しはっきりしました。・・・
怒りや泣くと言う行動は、模倣から始まっているという事らしいです。決して、こころの内側から出てくるものではなく、小さい頃に誰かの真似をして、それを繰り出しているという事です。・・・小さい頃から、人の感情表現を模倣しながら学習する。どうしたら自分の欲求が満たされるか・・・
「怒っている人間をそれ以上怒らせるな」というのは、人類学的な命令なのである。(内田先生のブログより)・・・
「怒っている人間、泣いている人間は最優先にケアすべき幼児だ」という人類学的な刷り込みが生きているからである。(内田先生のブログより)・・・
先生のブログからの抜粋です。・・・
これを読んで、すっきりしました。・・・人に対して怒っている人は、最優先に自分に対して、自分の欲求を満たすために、相手を動かす。・・・幼稚な方法の一つだったんだ。・・・
暴れる人間を、最優先でなだめたり、謝ったり、話を聞いたりするのは、これ以上のリスクを避ける為、計画や時間の流れが止まっている状態を最小限に抑えたいという、人類学的な命令だったんだ。・・・どうして、すねてる子をなだめたり、かばうのかが分からなかった。・・・
うるさい人間に対して、どうしてヘイコラするのか分からなかった。・・・要は、平和に順調に生活する為なのだ。・・・
昔、誰かから聞いたが、「腹が立つのは、自分の思い通りに事が進まないから、」らしい。・・・自分のエゴなのだ。・・・
そして、先生の説からすれば、発展させると、子供を虐待するのも、やはり模倣していたと言うのが有力になりますね~・・・
さらに、こころには、元々怒ると言う感情がないようです。・・・誰かを模倣して学習するようです。・・・怒れば、周りがほっとかない事も本能的に知っているのですね。・・・
今日の話は、かなり今後の人生の役に立つと思います。・・・
怒り方なんか知らなくても、十分生きていけます。・・・
内田 樹先生のブログは、こちらです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます