人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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な~るほど~。そういう事かぁ~。・・・

2012-01-25 00:45:32 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は、五科目450点の生徒とお母さんとの三者面談。・・・

数日の体験講習の後に行い、今後入塾するかどうか決めて貰うもの。・・・と考えているのは私の方で、実際は体験させて教室のノウハウを無料で受けさせようと言う親の浅知恵。・・・また、普通ではない特別なテクニックを持っているかもしれないから、それを確認したいとか、・・・

どれもこれも言えるのは、「親が」知りたいのである。・・・子供の学力を上げる方法を、親が見てみたい、知りたいのである。それを判断して、良い物なら、自分の子供に有効なら、入塾させても良いかなぁ~?・・・みたいな~・・・

大きな考え違いをしている。・・・まるで自分が入るような気持ちでいる。判断は、親がして子供に押し付ける。・・・子供の夢も関係なく、夢を持っていないこと自体に危機感もなく、ただ将来にいい学校や大学に行かせたい。ただ、それだけ。そうする事が親の務めみたいに考えている。ある種の「ステージママ」・・・

レベルの高い高校や大学に行かせてどうするつもりなのだろうか?・・・本人の意思がないまま進めても、先で困るのは子供なのに、その事に気付いているのだろうか?・・・

大学を出ても就職がない。・・・今年の内定率は、70%を割り込んでいる。・・・決して、学生のみんなは、大企業だけを狙っている訳ではない。それなのに内定しない。・・・本人たちのスキルも問題が無い事もない。・・・大企業が喉から手が出るくらい欲しいのは、5か国語、6か国語を自在に操れて、商談が出来る人。また、外国語が出来なくても、大陸に出て一人でやって行ける人、コミニュケーションが取れる人、などなど・・・全て、海外で活躍できる可能性がある人。・・・なのです。・・・

なかなかそんな学生はいません。・・・もしいれば、とっくに独立して、会社を立ち上げている。・・・そう思います。・・・

そこまで出来なくても良いけれど、そこそこ出来れば企業はほってはおかない。・・・企業としても少数精鋭で経営したいのです、人件費を掛けずに利益を出したいという矛盾の中での選択です。・・・正直むちゃくちゃです。・・・無駄を省くのは経営の鉄則。しかし、必要なものまでケチっていては、建設的な経営が出来ません。縮小か撤退。・・・かれこれ、もう何十年も縮小し現状維持で何とかやっている。景気を良くする事も悪くする事も、会社次第なのに、決してリスクを犯そうとはしない。あげくに、政府が悪いとか規制が掛かりすぎるとか、自分たちは何もせずに現状維持。現状維持するために、経費削減。これ以上何処を削るのか?何も考えずに、具体策も拒否し、ただただ保守的に生きようとする。そんなちっこい企業が多すぎる。・・・

しっかり「旗」を振って、「俺に任せろ!」というリーダーがいない。また、現れても出る杭は打たれるで、潰される。・・・人の思惑や利害が絡んで、出来るものも出来ないでいる。・・・

一体、何をしてるのか?甚だ、遺憾です。・・・

?脱線してる?・・・大丈夫!・・・

その原点が、親の干渉。・・・親が決めてどうすんの?子供の将来!・・・

もう、そんな時代ではなくなっているのに、いい加減気付いてほしいんですけど~。・・・

世界で通用しようと思ったら、自分で考えて行動して、最善の方法を導き出して、優良な仲間を探して世間に訴える。・・・それをしないといけない。・・・そんな人間にしようなんて微塵もない。・・・ただ、良い学校へ行かせて、有名な大学へ行かして、就職させる。・・・ただ、それだけ。・・・

じゃ~その後は?・・・

本人の意思がない。・・・

一昔前ならまだわかる。・・・でも、もう今の世間は一筋縄では行かない事に、いい加減気付いてほしい。・・・

大体が、中学生になって「夢」がないなんて、こういう処が日本がGDPを中国に抜かれる要因なのだ。・・・

かつての日本人は、夢を持って行動していた。・・・例え小さくても、夢を持って生きていたから、頑張れたのだ。・・・幕末も、戦時中も、戦後も、高度成長時も、そして大震災後の復興も、・・・

親が、子供に夢を抱かせられないという事が、大きな日本の汚点だ。・・・

大体が、親が何でも決めようとすることがおかしいのだ。・・・親は単なる、法定代理人に過ぎないのだから・・・

さて、今日もそんな感じだったので、定番の話をしながら(あ~無駄だ~)、そう思いながら見送った。・・・

今度そんな感じの親が面談に来るようなら、直接「親」に体験講習を受けて貰った方が早いので、提案します。・・・面白いかもしれませんね~。・・・親が納得できれば良いんですから、有効だと思いませんか?・・・

この方が帰る時に、「国語がだめだから、国語の専属の先生はいらっしゃるのー?」と聞かれた。・・・「私は、過去二年間、法律を勉強していましたから、私が出来ますよ~」・・・そう言うと、何の返事もなかった。・・・信用無いんかい~!・・・

所詮こういう事です。・・・だから、ご本人(親)に体験して貰う方が手っ取り早いのです。・・・

次から必ず提案してみます。・・・

こうご期待!・・・気がつけば、おばさんばかりが、机に座っているかもしれません。・・・でも、私よりかは若いですから、私からすれば年齢がやや高い学生さんです。・・・

ただ、ただ、子供たちの意思を尊重したいだけ。・・・「夢をもってねー!」・・・

全ては、子供たちの為に!・・・

明日に、期待!・・・

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