人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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「玩人喪徳」(がんじんそうとく)・・・

2014-09-29 22:05:07 | 日記・エッセイ・コラム
 「玩人喪徳」「玩物喪志」・・・

何度か私のブログに登場しています。・・・

今までの話では、スマホやゲームなどの依存症をこの「玩物喪志」で解説して来ました。「物を玩ぶ(もてあそぶ)と、志(こころざし)を喪う(うしなう)」・・・
物に異常に執着していると、本来の行うべき事(志)を見失うということです。スマホやゲームに依存していると、本来するべき学習や仕事が出来なくなるという事です。まさにその通りです。・・・

では、もう一つの「玩人喪徳」については?・・・

人を玩べば(もてあそべば)、徳(信用・信頼)を喪う(うしなう)という事です。・・・

先ず人を玩ぶとは、他人を騙したり平気でうそをついたり、わざと陥れたり、馬鹿にしたり、否定したりなどなどです。限りなくあります。自分さえよければ良い、自己中心的な考え方、世の中のために何もしようとしない、むしろ、私利私欲に走る事です。親切にしていただいたのに、何のお返しもしない。お礼も言えないでは、そう思われても致し方ありません。逆に逆恨みさえする人もいます。・・・

そういう方は、やはり一人、またひとりと「徳」を喪って行きます。・・・

昔、どうしても許せない人がいました。和解する事も考えられましたが、二度と会いたくもない。何度も何度も、嫌な思いをさせられました。そういう事は、相手が変っても次から次へと訪れて来ます。負の連鎖です。そういう場合は、自分に何か問題があるのです。解決するには、自分の悪(トラウマ)と闘わないといけないのです。しかし、自分のトラウマは絶対に消せない。過去を消し去る事が出来ないからです。それでも闘って勝てば、一気にトラウマは消え失せます。どっこい、私にはそんな勇気は無く、とても太刀打ちできません。・・・

そんな時、ある方の話を聞きました。・・・

{「徳」を積みましょう。そうすれば、消えて行きます。}・・・

過去に忌まわしい出来事があれば、未来まで引きずります。それを引きずらなくするには、徳を積むことが肝要なのだそうです。・・・

徳を積むには、人知れず正しい事をし続ける事です。たとえ騙されても、決して人様を騙さない。自分に正直に、他人様にも正直に、約束は守る、身の丈で生きる、背伸びしない、自分の事よりも他人の事を思う、思い続ける事。・・

その積み重ねが、徳を積んで行くという事です。感謝と奉仕と、恩返しの積み重ねで、確実に徳が身について行きます。・・・
道やお店の前に落ちているゴミを拾う。無造作に放置された物を隅に避ける。こういう日々の行いもそういう事に繋がります。そうする事で、信用・信頼が得られます。その内、色々なお仕事が舞い込んでくるのです。頼られるのです。会社内でも、無くてはならない人財になります。社会になくてはならない人になります。そして、地球になくてはならない人間になります。・・・
そうでない人は、確実にこの地球規模で「自然淘汰」されていきます。今は、活かして貰えていても近いうちにどん底に沈んで行きます。そう云うものです。・・・

かの「松下幸之助」も、徳を積む事の重要性を話されていました。・・・

自分の会社の事よりも、まずは社員・従業員の事を最優先にしていました。かつて、いち早く海外進出(中国工場)しましたが、その後日本国内にどんどん工場を戻し中国から撤退する企業がある中、一番最後まで中国の従業員の生活を守る為に居残った話は有名です。おかげで、未だに松下は中国国民に信頼を得ています。・・・

それも、徳を積むという事です。・・・

くれぐれも、自然に淘汰されない生き方をしていきましょう!落とされないように、目先の事に振り回されないように、足元をみて、しっかり信用・信頼を積み上げて行きましょう!その為には、感謝ですね。・・・

明日に、期待!・・・

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