今日も遅くなりました。まだ教室です。・・・(時刻は、午前零時にすこぶる近い)・・・
最近面談が固まっていて、22時以降に親御さんと話す時が多く、今日も今になってます。・・・
色んな帳票類の作成やら訂正やら、面談や、3年生の入試対策やら、中間テスト対策など、一気に来てます。・・・
気がつけば、月末です。更に給料計算や明細の作成、10月のシフト、生徒の時間割の見直し、などなど目白押しです。・・・
そこに、生徒の数名が体調不良でお休みが相次ぎます。昨日の「体育祭」絡みです。・・・お母さん方には、「張り切り過ぎですよね~、勉強も倒れるくらいやってほしいですよね~」とか冗談を言いつつ、心配してます。・・・大丈夫かよ~・・・張り切って体育やってる場合ではなく、実力テストが間近に迫ってるし、中には中間テストが始まる所もある。・・・私はこっちが心配。・・・
そんなあたふたな金曜日。・・・
ある生徒から「お手紙」を渡されました。・・・
内容は、お母さんからで中3生の「自学」の申し込みと入試模試の申し込みでした。・・・
その子は姉妹で来てくれてます。・・・でも・・・
入塾以来、一言も会話が無いのです。話をしようとしない。講師にも話さない。・・・
だから、指導がとんでもなく難しい。まったく無反応だし、理解できているかどうかも、その子の動き、行動だけで判断しないといけません。・・・
スタッフたちも困り果ててました。・・・
「それでも、必ず休まずやってくるんだから、嫌ではないんだ。負けずに説明して解説して、やって行こう!」そう励ましていました。・・・
私は、帰りのお見送りの時でも、独り言のようにしゃべり続けてましたが反応はほとんどない。一番初めに一言だけ、「数学」という声を聴いたきりその後は一切声を出してません。・・・
最近では、まったくやり込む姿勢も見せないままでしたが、先日うちのエンジェルが必死に指導していたのをみて、気付いたんです。その子は、男性の講師が駄目なんだと・・・
早速帰りのエレベーターの中でいつもの独り言です。・・・
「女性の先生について貰うように出来るだけしてみようか?」・・・
彼女は小さくうなずきました。・・・
なるほど!そうだったんだ。早く気付いてやればよかった。・・・
そして、今日の手紙でした。確認すると、模試試験の申し込みは一人だけです。毎回2人分なのに、変だと思って早速自宅へ電話してみました。・・・
「学習塾の~~」・・・「はい、今お母さんはスーパーに買い物に出かけてます~」・・・
えっ?・・・「~さん?」・・・
「はい!」・・・えっ?お話ししてる?・・・
一切しゃべらない子と、私は普通の会話をしています。・・・
ドキドキして、でもここは平静を装って・・・
「お母さんにお伝えくださいね。じゃーね。」と、要件を話して電話を切りました。・・・
ほんの短い会話でしたが、初めて受け答えができました。・・・
最高に幸せな気分です。・・・
とてもきれいな優しい声でした。・・・
いつか普通に教室で会話が出来たら良いな~と思いました。・・・
今日は、良い日です。・・・
明日に、期待!・・・
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