人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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たとえ話や比喩表現。・・・

2012-08-11 02:40:50 | 日記・エッセイ・コラム

 今日も無事終わりました。(?)・・・

先日、新規面談時に生徒とお母さんに説明して渡す為の、「偏差値の違いは、習慣の違い」的な、例示列挙の文を作りました。・・・

出来る子の習慣と出来ない子の習慣を比較した表を付けました。・・・

作っていて、確かにそうだなぁ~と感じます。・・・

例えば、出来る子は「丸暗記」よりも「なぜ?」という処から深く研究して行きます。また、いつも何かを考えてたりします。頭に良いイメージが浮かんだらすぐにメモしたりします。その為に、筆記用具を持ってたりします。(中には、ところ構わずその辺に書いたりしますが)・・・

その中で、参考にしているものからの引用ですが、「たとえ話や比喩表現」というのがありました。・・・

私は、こどものころから、比喩表現が好きなんです。好きというか、そう言う話に慣れていたという事かもしれません。・・・

法華経の中に「譬喩品」があります。・・・(いきなり仏教用語ですみません。)・・・

比喩と譬喩品の譬喩は同じと言えます。・・・

たとえ話で、仏陀が弟子たちに話して行くんです。・・・まるでおとぎ話のように話して、弟子たちに考えさせます。・・・

偏差値の高い子ほど、こういう話が大好きですし、分かりやすいらしいです。(だからと言って、私が偏差値が高いと自慢したいわけではありません。念のため)・・・

逆に訳が分からんとか、聴きたくないとか、回りくどいとか、中には「ウザい!」とか言う子は、偏差値が低いんです。・・・

ここで言っておきますが、偏差値が高いとか低いとか、高ければ良いとか低いから悪いとかそういうことを言っているのではないですよ。・・・

学力を上げる能力が高いか、低いか、あるのか、弱いのかの違いです。その高低は、瞬間に変えられるんです。・・・要は、自分で気づくかそうでないかだけなんです。そこに気付いてほしいんです。気付けば、今から速攻で上がりだします。それが人間の脳なんですよ。勘違いしないでほしいです。・・・だから、今この瞬間に「なんだー?わるいかー!」とか言っている子がいたら、すでに低くなってます。最後まで読めば、必ずもう既に上がってますから、信じて下さい。・・・

ここでは、能力的な判断として「偏差値」と呼んでいますが、元来偏差値と言うのは統計学なんです。全体でどの場所にいるのかを表しています。(ここでは、学力に特化してます。)・・・

で、たとえ話や比喩表現というのは、元々誰にも分かりやすく噛み砕いて難しい道徳や、仏教の教えを話していくものなんです。・・・

小さな子供は、おとぎ話から色々影響を受けたりします。今なら、「アンパンマン」「ドラえもん」「ポケモン」「まんが日本昔話」・・・少し古いですが・・・「ウルトラマン」「仮面ライダー」「キカイダー」「マグマ大使」「鉄人28号」「エイトマン」「スーパージェッター」などなど(古ぅ~)・・・「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「ブラックジャック」・・・「ブッタ」・・・この辺は手塚マンガです。・・・(昔の帰宅部オタク系アニメ課の癖が~)・・・

比喩表現が分からんとか、ウザイ!とか言う場合は、根本からやり直さないといけないんです。それこそ、日本語の始まりからです。・・・「主語と述語」の関係から・・・

最近あるのが、「日本語の長文」を見た瞬間吐き気を催す子がいる事です。いるんですよ現実に・・・体調が悪くなるんです。・・・もう神経まで侵されてます。・・・

原因は、読めないからです。・・・

何度も何度も、「読め!読め!」と言われ続けて、強迫観念にとらわれて、恐怖と嫌悪感を覚えてしまったんです。最悪です。・・・

正直、親がアホですな!・・・

どこかの有名な教育者が言ったとかなんとかで、「読書」させないから読解力がつかいとかなんとか~。・・・大きな間違いですね。・・・正しいですが、捉え方に問題があるんです。・・・

それを鵜呑みにして、我が子に強要させるんです。「読め、読め~」って、・・・子も子なら、親もそうです。親からまず「読解力」を鍛えるべきですよね。・・・

国語の基本が出来てないのに、一体どうやって読むんです?・・・単に漢字と平仮名とカタカタと和製英語が並んで、更に難解になっている作品を・・・

自分達が出来ていないのに、子に強要させる。おかしいんです。・・・

話しを戻しますが、要はたとえ話さえも拒否します。そう言う子は、学力はひとまず上がりません。・・・ならどうするのか?・・・ここですよ!重要です!・・・

どんな子も必ず興味を持っているものがあります。人間なら、間違いなく何らかのものに興味を持っています。・・・

先日の新規面談での話。・・・

「この子は、釣りが好きで、将来釣具店を経営したいらしいんです。でも、成績が上がらなくて~」・・・中学生の話です。・・・

この子は、いつも行く釣具屋さんの改善点が見えるようです。(ここをこうすればいいのに~とか)・・・

それだけ、「釣り」というものを愛しているんですね。・・・そこで、聴きました。・・・

「釣りが好きだという事ですが、短気ですか?」・・・えっ?・・・いきなりの変化球。・・・

「えっ、えーまぁ~かなりの短気だと思います。」お母さんが答えます。・・・

「そうでしょうね!釣りが好きな子は短気が多いんです。なぜだか分かりますか?」・・・えっ?なぜ?・・・

「釣れなければ、あれこれ方法を変えるからです。これで駄目なら、次はこれ、また次はこれ、それでも駄目なら餌を変えたり、釣竿を変えたり、場所を変えたり~」・・・えっ?・・・

「あれこれやってみて、色々手を変え品を変え、どんどんアタックするし、その感覚が絶え間ないんですよね、駄目なら次回の攻略を考えて準備に掛かる。それが楽しんです。釣り好きの方は!」・・・だから、短気向きですな。・・・

ここまで話して、そのお母さんは気付きました。うちの子は、おバカではないという事に・・・

「少しで良いから、その前向きな姿勢を勉強に活かしてくれないか?」・・・

本人は、納得が言ったようです。・・・

たとえ話や比喩表現を有効にするには、本人が経験して苦労した話から持ってこないと、意味がないんですよ。・・・

どんな人でも理解できるんです。それがたとえ話です。・・・語り手のたとえ話は、語り手の経験なんです。聞き手の経験からではないんですね。・・・そこなんですよ。・・・

聞き手の経験を知り、そこからたとえ話で言い聞かせるんです。分からないはずがない。・・・

人間、自分の経験が全てです。・・・

自分の知っている事が正解です。そう思っています少なからず。・・・でも、他人は違います。・・・

いつも言ってますが、自分の「ものさし」なんて、たかが知れてます。それで、人を計る事ほど愚かな事はありません。・・・

決して、自分の「ものさし」で人を計ってはいけないのです。・・・それを、「増上慢」と言います。(私の解釈です。浅いですが。)・・・

人間。子供なら尚更!・・・

「とんでもないほどの、可能性を秘めています。」・・・それを、否定できますか?・・・

私には、到底できません。・・・出来ません。・・・

明日、その子は空中に浮くかもしれない。明日、彼は10階建てのビルより大きくなるかもしれない。明日、彼女は世界一の美女になるかもしれない。・・・誰が、それを否定できますか?・・・出来ませんよね。それが、未来を前にした我々の力無さなんです。・・・

未来には、到底勝てないんです。誰も、未来を確実に予測できない。出来ないから、今を必死に生きられるんです。・・・

仮に、未来を予測できるのなら、とんでもなくつまらない人生を歩むんですね。だって、死期が分かるんですからね。・・・

今を生きる。一時間先、一分先、一秒先・・・一分(イチブン)先・・・一刹那先・・・

その瞬間を生き続ける。・・・

「なでしこジャパン」は、銀メダルです。・・・

宿敵のアメリカと闘い、負けました。・・・

最後のその瞬間まで、諦めずに進み続けました。「これぞ!なでしこ!これぞ!日本女子!」・・・各紙の賛美が続きます。・・・

思いますが、やはり日本人です。・・・そして、そう言う日本人らしい、日本人の頑張りを、応援したくなりますよね。日本人だから・・・(うまい!)・・・

出来ない子はいません。・・・

学力を上げられないから、だめなのではなく。そこで、どうやって上げて行くかが我々の仕事なんですね。・・・

こども達の期待を、決して裏切ってはいけない。・・・

そう思います。・・・

明日に、期待!・・・

 

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