本日、富士山では、命知らずのファイターたちが、とんでもない事に挑んでいる。・・・
この歳になるまで、まったく知らなかったが、「富士登山競走」なるものが開催されているらしい。・・・この競技、富士吉田市が主催して、今回で64回目らしい。・・・
あるツイッターの方に教えて貰ったのだが、なんと!・・・
富士吉田市の市役所をスタートし、富士山の吉田登山道をへて、山頂の久須志神社を目指す。・・・もう一つは、同じく市役所を出て、五合目を目指す。・・・この2コース。・・・
富士吉田市役所から、山頂の神社までの距離は21km。標高差3000m。・・・ここを全速力で駆け上がるらしい・・・五合目まででも、15km。標高差1480m。・・・
しかも、制限時間が決まっていて、山頂コースは午前11時30分まで、五合目コースは正午までなのだ。・・・
さらに、山頂コースの参加資格に、過去三年間、五合目通過、ゴールのタイムが、2時間30分以内のものに限る。らしい・・・
想像するだけで、過呼吸になりそうな過酷なレース。・・・
考えてみて下さい!・・・あの世界の富士、霊山の富士に、しかも全速力で挑むのですよ!・・・しかも、しかも、富士の裾野の富士吉田から・・・
普通、富士登山と言えば、五合目あたりから、「六根清浄」の杖をつき、一歩づつ、祈りながら何日もかけ、山頂を目指すものだと思っていた。・・・
かつて、おとんと二人で、身延山の久遠寺にお参りした時、いつも立ち寄ったのが、富士山五合目であった。 ・・・おとんは、「いつかは、山頂に登りたい」と言っていた。・・・おとんが、ベッドから動けなくなってから、一人で二度ほど身延山へ行き、同じく富士山に立ち寄った。・・・思い切って、山頂を目指そうかとも思ったが、何の準備もしてなかったし、天候も悪かったので、途中まで行く事にした。しかし、とてもきつかった。・・・空気が薄いし、体も鍛えていなかったし、「私には、まだ無理だ」と思った。・・・富士のお山に登るなんて、恐れ多い。・・・離れて見るのが、良いのかもしれないと思った。・・・(私が、へタレなのか!)・・・
それが、・・・それが、・・・「全速力で?、休みなしで?、駆け上がる?山頂まで?」・・・
正直、驚いた!・・・しかも、もう64回目なんて・・・
とんでもない方々がいる。・・・その競技に参加するために、一年間みっちりと練習している方々もいると聞きました。・・・
そこまで頑張って「完走」する事は、それだけではなく、本人の人生においても、とんでもない自信と力が湧いてくると思います。・・・ただ、私が言っても何の説得力もないですが・・・
何にしろ、とんでもない偉業だと思います。・・・
富士山と言えば、我々近畿から西の人間にとって、見ようと思っても見る事が出来ない、拝もうと思っても、拝めない、そんな、とてつもなくでっかい、日本の山なのです。・・・
新幹線に乗っていても、飛行機に乗っていても、身延線に乗っていても、富士のお山が見えたら、思わず手を合わせます。・・・
嫁さんは、見慣れているようで、なんとも感じないらしいです。・・・子供のころから、遠足に五合目に行ったり、自宅(木更津)に居ても見えるときがあったようです。・・・見慣れているのですね。・・・
しかし、我々からすると、そんなとんでもない山に、しかも今回、2時間30分ほどで山頂にゴールする偉業を成し遂げた方がいるそうで、なんだか富士のお山をも越える、最強のパワーを持っているように感じます。・・・
「人間、志を持って、ゴールに向かえば、出来ない事が、ない!」・・・そうお聞かせいただいたようです。・・・
今日は、ほんとに良い情報を頂きました。・・・ありがとうございます。・・・ジョニーさんに感謝!・・・
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詳しくは、ホームページ「富士登山競走」まで、・・・
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