伸びる企業の特性のひとつとして、
事業の他業種·多業種展開、がある。
お客さんや取引先との対話、
友達との情報交換の中から、
素晴らしい情報を受け取ることは日常的に起こる。
そこをチャンスと見て自分が関わるか、
ただの雑談として終わらせるか、その違いが大きい。
例えば知り合いの中国人、
日本でラーメン屋さんのチェーン展開をやっていたかと思えば、
気づけば中国企業と手を組んで中国でも展開を始めている。
そして中国のお客さんからの問い合わせの多い日本への医療観光の事業化、
ラーメン屋の他業態への展開、
日本で海外展開の事業に興味ある方々へ向けたコンサルティングサービスも開始した。
また、友人の日本人は海外でエステを学んだ後、
韓国の美容業界に興味を持ち、ソウルでエステの見習いを開始、
自分のお客さんを持つようになってからは自分で個人エステを開業。
その後、日本にもエステを構えるようになり、
韓国の良質な化粧品などを輸出入するようになった。
ネットも整備して販売網を拡大、B to C化。
最近は化粧品だけでなく、食品も取り扱い、
日韓に限らず日中間の取引も開始した。
また食材の取り扱うで知り合いの増える中、
いまは海外での飲食店開業の準備をしている。
以前から私も関わらせていただいている友人は元々はパソコンの修理屋だ。
そこからマック専門の修理屋として生計を立てるようになり、
ハードからソフトのメンテナンスやサービスも行うようになった。
それが高じてソフトウェアのスクールや企業向けのコンサルティング、
更にその顧客からの相談でAirbnbの構築をお手伝いするうちに自分でも運営するようになり、
今では10軒近い貸家を運営している。
自分はと言えば、元々は建築の設計。
その後室内設計、商業全体のコンサルティング。
海外に出て自分でやり出してから関わっていることは、
以前からの商業コンサルティングに加えて、
·テナントリーシング、誘致活動
·海外でのプロジェクトコーディネート
·海外でのM&Aコンサルティング
·建築商材の輸出入、商材の海外での作成
·飲食店開業·運営
·幼稚園事業開業·運営
·執筆·出版
·勉強会·学校などでの講師
·来日客の観光·視察コーディネート
などなど、多岐に渡り始めている。
そして今後は更に観光関係業に展開しようと考えている。
空間·クリエイティブに関わる人特には、
その仕事がコンサルティングである限り、
自分の業務はクライアントに従属することになる。
パトロン的に仕事を依頼してくれる場合を除いて、
自分の望むクリエイティブの実現は実際は難しい。
でも自分で他の業務や仕事を持っていたら、
それを原資に、自分の追求するクリエイティブを、
自分を事業主として展開することも可能だ。
クリエイティブとは何か。
仕事とは何か。
会社とは何か。
それらを人に問うと、
「大人の事情」として簡単に片付けられてしまう。
日本での働き方や仕事の仕方に対抗して生きるていくには、
抵抗なく自分が変化し、
時代やニーズに対して柔軟に対応して
仕事を自分で作っていく事が大事。
自分発の価値観。
これからの時代、より必須なことである。
I.Takashi
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