僕はもう20年以上、建築デザインや不動産開発の仕事に従事しています。
いままでタワーマンションのデザインに関わったり、商業施設の開発に関わったり。
でも家を買ったことは今回が初めて。
ほとんどの日本人って、家を一度しか買いません。
それには色々な要因があると思うけれど、
日本ではサバイバルするお金の教育・学習が欠落していると思います。
結果、資産をどう作るかという視点が欠落していることが多い。
かくいう私も、そのような視点を持つようになったのは古くありません!
今回も40歳にして初めての自宅。
昔から資産を築いてきた人からしたら、遅いのかもしれません。
今回この本を書いた目的は、皆さんの資産形成のお手伝いをするためではありません。
そして不動産売買に関するノウハウを詰め込んだ虎の巻でもありません。
もっと単純に、いま置かれている状況において、
「どうやったら、少しでも良い家を購入できるのか」
「何を参考にしていれば、良い家をイメージすることができるんだろう」
「家を買うということは、これからどのようなことに遭遇していくんだろう」
などということについて、
圧倒的な素人の視点で、そして少しの建築の専門の視点で、
皆さんに少しでも新たな気づきときっかけを与えることができればと思い、
そのプロセスを書き記したものです。
資産形成は、今の家を買ってから、
落ち着いた環境に身をおいて、
がっちりと自分の時間を確保して、
将来に向かってしっかりと企んでいきたいと思っています。
I.Takashi
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