三度のメシより…イタグレびっちゃん☆

イタリアングレーハウンド(イタグレ)わさび(♀)の大百科

折歯に注意!~その1~

2010年12月23日 | わさびの歯
通院治療に切り替わったあたりから、びっちゃんは歯磨きに抵抗感を示すようになりました
もともと、イヤイヤ状態での歯磨きではありましたが、それなりにおとなしく磨かせてくれていました。
それなのに、明らかな抵抗を示すようになったのです。

前歯を磨いてる時、特に嫌がることに気付いた歯磨き大臣(びっpapa)が、よーく観察してみると、なんと前歯が折れている(欠けている状態)ではありませんか
断面にピンク色の歯髄も見えていました。
これはいけないということで、いつも歯のチェックをして下さっているかかりつけの先生のもとをたずねました。



やはり、すぐにでも処置をしてやらねばならない、とのことでしたが、問題は折歯だけではありませんでした。
実は、その横の歯茎が弱っていたようで、歯茎がドーム上にせりあがっていました(腫れて、歯周病になりかけている状態)。
もしかしたら、歯茎が弱っていることが原因で歯を支えきれていない可能性も考えられるとのこと。
折歯の処置はもちろんですが、横の歯のレントゲンも撮って、神経まで悪影響を及ぼしていないかどうかをチェックすることになりました。


健康体なわさびなら、早急に処置することが望ましいのですが、いかんせん、皮膚がぱっくり状態な今のびっちゃん。
感染症に気をつけなければならない状態ですので、イマスグにというわけにもいきません…。
人間の歯科治療でも言えることですが、歯石除去など多少の出血を伴う治療をしたあとは、その口内細菌が血流にのって全身を回ることになるため、体に傷を持っている状態だとそこから感染症を引き起こす危険性があるのだそうです。(歯科治療のあとに献血を受け付けてくれないのはそのためでしょうね。)

整形外科の先生とも相談しつつ、比較的皮膚の状態がよくなった時点で早急に処置をする、ということになりました。


先日、整形の先生から、条件付でGOサインを出していただいたので、さっそく、歯科処置にいたりました。
歯科の先生は、内科的にはもちろん、外科的にも感染症を起こすことがないよう、最大限の配慮をしてくださいました。
ありがたいことです



90分ほどの全身麻酔下で、無事に歯科処置は終わりました。
その内容については次回~その2~で記すことにします


その日の晩は、さすがにややお疲れ状態なびっちゃんでしたが、食欲は旺盛でとっても元気です