被災地・福島の相馬市で、有機農業をつづけている「農人ナベさん」のおたよりから・・・
東日本大震災につづいた「東電福島第一原発」の事故で、放射性物質が拡散しました
その影響が農業や環境にどのように影響しているか、調査がされています
それは、新潟大、茨城大、横浜国大、東農大、福島大などの研究者たちによる、「農の営みと農業振興~放射能を測って里山を守る」です
約15人の研究者が調べたのは---
* 放射性物質が田畑へどのように影響するか?
* 放射性物質の吸収をへらす農業の営みかたとは?
* これからの地域づくりはどうする?
この中間報告のなかで、野中昌法・新潟大教授が発表されたのは---
カリウムなどがふくまれる有機質肥料をつかう有機農業の田んぼでは、放射性物資が米・稲わらへうつることがほとんどない
「有機農業は、放射性物質の汚染をおさえられる」というものです
有機農業をしているわたしにとって、とても心強く、自信がもてる発表でした
ここからは、ラン吉ママのひとりごと
福島県は、大震災という天災の被害だけでなく、福島第一原発の事故という人災の被害にも苦しんでいます
原発事故の被害がなければ、避難者の半数のかたがたは、ご自宅でいままでと同じ生活をおくることができるのです
おおくの県民のかたがたが、風評被害による差別やいじめに、今なお、苦しんでいます
原発をつくるのに、津波には堤防の高さでそなえ、活断層をさけて、頑丈な器にしたとしましょう
でも、もし、宇宙から原発に隕石がおちてくるとわかったら、そしてもしも、本当におちてきたら・・・?
恐竜の滅亡よりも、もっと壮絶で悲惨な、みにくいニンゲンの滅亡となるかも・・・