我が家の庭にあたらしくたつ電柱は、「小柱」という種類だそうです。
「なんだ、ちいさい柱か」と安気にかまえていたら、なんと重機がやってきました。
我が家のまえの道は、ガードマンがふたりも立って、通行止めです。
作業員の方は、まず穴をほります。
1.2メートルほどほり、コンクリートなどは流しません。
穴がほれたら、重機をいれます。せまい庭にもコンパクトにはいって行きますね。
次は、電柱をはこび入れますが、重機ではなくて人力ですね。 長くて重そうです。
コンパクトに見えた重機ですが、脚をふんばる構えになり、電柱をつりあげ、穴の場所にはこびます。
慎重に電柱をはこび入れます。重機の操縦や電柱の設置には、特殊な資格が要りそうですね。
作業員の方たちは、こんなにせまい場所でも、必要最低限のものしか動かしません。
じゃまそうにみえる植木鉢やコンテナも、見て見ぬふりなのか、そのまま放っておいて作業します。
小柱が、ようやく穴にはいりました。土をかためて固定します。
次は、電柱をささえる支線をつけます。支線は地中のアンカーが支えています。
黄色いカバーがつくと、いかにも、ちいさな電柱らしい形になりました。
これで完成しました。
なんだか、この電柱、支線のほうにかたむいているように思えてなりませんが、大丈夫?
でも、これで作業はおわりだって。重機もコンパクトにおさまり、トラックにのって帰ります。
作業のみなさん、「小柱」とはいえ、建柱の大仕事、どうもご苦労様でございました。
ご近所のみなさん、長時間のご見学、どうもご苦労様でございました。
電線や電柱は、普段からあまりにも見なれていて、今まで気にとめることもありませんでした。
でも、あらためて注目してみると、トランスの種類や大きさもいろいろとあって、なかなか興味深いものですね。
さあ、そして今度は、我が家の庭にたったあたらしい電柱に、線がはられる日がきました。
それは、またまた見たこともない驚きの光景でした
次回につづく・・・