大震災の被災地・福島の相馬で、有機農業をいとなむ「農人ナベさん」へ
4月をむかえましたが、そちらも少しはあたたかくなってきましたでしょうか。
この冬は、ことのほか雪がおおく寒い日がつづきましたが、野菜や豆などは、ぶじに越冬できましたか。
ことしも田植えにむけて、すでに色々なご準備をされていることと思います。
おいしいお米のご飯は、農家さんのご苦労なくしては食べられない、とても貴重なものですね。
水の管理がつねに必要な田んぼは、畑とはまたちがったご苦労がおありのことと思います。
とくに農薬や化成肥料にたよらない有機農法では、人の力で土をこやして稲そのものに生長する力をあたえ、病気や害虫などにつよくしていく。
こうして作られたお米のご飯がおいしいのは、あたりまえ、だれもが認めることですね。
日本はじめアジアでは、数千年来、ずっと主食として大切に食べられてきたお米。
神棚や仏壇のある家庭では、お米やご飯は、日常的なおそなえ物。
パンや麺のようにめんどうな加工の手間がなく、水と火となべさえあれば、保存した状態からわずかな手間で主食になれるお米。
しかも、ある程度の量で満腹になれて、腹もちもよく、栄養価もたかい。
なのに、どうして、こんな立派なお米の作付け面積が減ってしまうのか・・・
お米をはじめ、国内の食糧自給率は、もっとあげなきゃいけないのでは・・・
国内の小規模な農家さんの高齢化に、有効な対策はないのでしょうか・・・
もしも、TPPで安い輸入米がはいってきたら、国内の農家さんには死活問題・・・
将来おこりうる世界的な人口急増・食糧不足をすくうのは、お米の増産なのでは・・・
「農人ナベさん」のおいしいお米、日本の農業が、もっとはばたいていかれますように、ひそかに応援しています