気がつけば、ぼくラン吉が生後6ヶ月でおうちに来てから1年半がたったね。
つい数ヶ月前みたいな、もう数年もたったみたいな、ふしぎな気持ち。
最初のころ、パパママはイヌ飼いが初めてだったから (今でもペット界の重鎮をしらなかったりして「もぐり」なんて言われる)、こんな座敷をぼくの部屋にして床の間のまえにバリケードなんか置いてたのさ。
ぼくはバリケードをガリガリとかじっては叱られたっけな。 だって、こんなに子どもだったんだもの。
というか、こんな木の切り株やら籐の椅子やらスノコなんか置かれたら「かじれ~」って言われてたようなものだよ。
ぼくは立派に大きくなったけど、パパとママ少しは成長したのかな。