東日本大震災の被災地・福島県相馬市の有機農家、農人ナベさん。
大震災後の2011年5月から、農人ナベさんは、ご自身がいただいたお見舞金や賛助金をもとでに、たくさんの野菜をそだててきました。
そして、収穫した野菜や花苗などを、多くの被災者の方々に、無償でさしあげてきました。
「ビタミンプロジェクト」と名づけて、続けてこられました。
以下、ナベさんの最近のお便りから、一部転載します。
大震災から一年がたち、冬の寒さで配布できる野菜が不足したこともあって、このプロジェクトは、3月でおやすみすることにしました。
みなさまからのあたたかいご支援、ありがとうございました。
また、このプロジェクトの一環として、皆さんにご購入いただいたお米の代金の「5%」を、相馬市の「震災孤児等支援金」に寄付しました。
今年も、皆さんが購入くださったお米の代金から、寄付したいと思っています。
私は、地震や津波の被害もありませんでした。 無事にお米の生産ができることに感謝しています。
そして、みなさまが私や相馬を応援してくださる気持ちを寄付することで、みなさまのあたたかいご支援が、震災孤児にとどき、震災孤児の未来にすこしでも役立つものと確信しております。