駒を作る手順をアップしていきたいと思います。
(これから駒作りを始めようと思っておられる方の参考になれば幸いです)
周りの人に
「将棋の駒作りが趣味です!」
と言うと、
真っ先に聞かれる質問が、
「あの五角形の『木』はどないしてるの?」
です。
工具を自作して駒木地から作られている人もいらっしゃいますが、多くの方は「木地師」と呼ばれる駒木地を専門に作っていらっしゃる方から駒木地を購入します。
(オークションで買うこともできますね)
私は木地師の
杉さんから購入しております。
木の材質は黄楊(ツゲ)で、産地は御蔵島・薩摩・中国(雲南) が主なところです。
薩摩の方が御蔵島より硬めです。
話がそれますが、駒作りには専用の道具がいろいろと必要です。
これらは関東の将棋駒研究会の北田さんから購入できます。
購入した駒木地をまず紙ヤスリ(#600)で研ぎます。杉さんの駒木地は成形の精度が高いので短時間で済みます。
(側面もヤスリをかけるのですが、力を入れすぎると駒型が五角形でなくなりますのでご注意を!)
私は鉛筆跡が残っていれば消しゴムを使います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/4f/b3c97681a714b0b7583bed8229670f1f.jpg)
ヤスリと消しゴム完了の御蔵島黄楊柾目の駒木地です。
次はコレに字母紙を貼っていきます。
P.S.
駒作りをしている人って怖そうな方が多いイメージがあると思います(私はありました)が、意外と?親切な方が多くて色々教えていただけたりします。