室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

わしゅの会 at 日本橋

2013-06-27 10:50:34 | 日記
先週、慶應義塾大学OBの杉並三田会『わしゅの会』があり、フルーティスト若松純子さんと伺いました。


        


        


        司会進行は世話人の堀田さん。

        


        乾杯の音頭は、一番早くみえた松木さん。

        

        近頃全国区レベルで最高評価の金賞を受賞している北海道の《千歳鶴》で「かんぱ~い!」

        

        塾歌を歌ってスタートです。


        充実の肴のお膳。

        
        
        そしてお食事。

        


        お酒の紹介や、皆さんの楽しいスピーチ。

        


        


        


        


        


        


        


        


        


        若松純子さんとのミュージック・タイムでは『浜辺の歌』を皆さんで歌い、バッハ、パラディス、

        フォーレのシシリアーノを演奏し、『四季のぽぷりCD』からも数曲、ご披露致しました。

        本来、パーティの終盤で演奏するものですが、日本酒好きの若松純子さんがゆっくり呑めるようにの

        皆さんのお心遣いで、早めの登場となりました。



        利き酒ゲームも行われました。

        

        松木さんが優勝。同じテーブルの若松純子さんと私もお土産を頂きました。

        


        唯一の若手、林さんが超電水『クリーン、シュ!シュ!』のご紹介。

        

        腕時計に少し湿らせてからタオルでぬぐうと、タオルに汚れが沢山付きます。

        「こんなに汚れが付いていたのが、キレイになりました!」

        安全・無公害で、汚れが魔法のようなお水。私も一本分けて頂きました。千円。

        東急ハンズで売っているそうです。



        その林さんがリーダーで『塾歌』を歌い、いつもの藤井さんのエールで〆。

        

        


        



        最後に集合写真。


        

     
        皆さん、楽しそうな笑顔です。


        





        


        




第235回東京道産酒の会

2013-06-17 02:51:38 | 日記
北海道にゆかりがあって、北海道をこよなく愛する皆さんによる、北海道産のお酒を北海道産の肴で味わい愛でる集い《道産酒の会》が、木曜日に行われました。


        

        
        世話人で司会進行の堀田さん。

        


        前回、お誕生祝い、功労賞の上に利き酒『関白殿下』になられた上田さんの音頭で

        

        「ヤー!」元気に乾杯。


        今回は、北海道酒造協会理事の西田さん、千歳鶴の桑原さん、白い恋人の石原さんがいらして、

        いつも以上に、北海道愛に熱が籠もった会となりました。



        乾杯用に用意されたのが、こちらのお酒

        

        千歳鶴の大吟醸『吟風』金賞受賞酒。流石にとても美味しいそうです・・。
        (運転して楽器を持って来ているワタクシは、舐めることも許されまへん)



        まずは、西田専務。

        

        「以前は、北海道産の米はダメだ。北海道の酒はダメだ、と云われてましたが、努力の甲斐あって

        お米も美味しくなりました。灘伏見でも道産米が使われるようになりました。お酒も美味しくなりました。

        全国のお酒のコンテスト上位12品のうち半分の6品が北海道産で、他にそういう県はありません。

        これも皆さんが応援して下さったお陰、と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。」

        

        ベリー・ハッピーなご様子です。


        この日皆さんが召し上がったお酒です。

        

        北海道産の銘酒がずらーっと並んでいます。


        千歳鶴の桑原さん。西田さんと一緒に翌日の品評会のために上京されたのです。

        

        「千歳鶴は、水が良いんです」

        美味しいお酒の話題ですから、スピーチ後も質問が飛び交い、皆さんの関心の高さが違います。

        各テーブルも、杯をかたむけるピッチがいつもと違い、大変活気がありました。

        
        

   
        もうお一方、北海道からのゲスト、『白い恋人』の石水会長。

        

        「お陰様で、白い恋人パークも大変評判が良く、沢山の方にいらして頂いています。」


        いつも以上に、北海道サポーターの皆さんの熱意の籠もった会となりました。


        お料理です。

        

        先付け:枝豆豆腐、雲丹、いくら、穴子南蛮漬け、とまと、アロエポン酢
            (意外性のある食材が各テーブルで話題になりました)


        
        
        造り:烏賊そうめん


        

        焼き物:鱸挟み焼き、山海月金平


        
        鉢肴:相並女揚げ煮、素麺、オクラ(写真撮りそこなったようです・・)


        

        蒸し物:じゃがバター


        

        食事:紫陽花ずし


        

        汁:赤だし


        サービスが手早いようで、ずいぶん早くに出し終わりました。


        寛いで雰囲気での歓談風景。

        

        

        

        
        

        話題が豊富な古屋さん。


        功労賞。今回は本間さんお一人でした。

        


        お誕生月も、広谷さんお一人でした。

        

        

        無事、飲み干されて拍手喝采。


        いよいよお待ちかねの利き酒大会。

        

        各テーブルから2人ずつ出場。優勝者のテーブル全員にお土産が出ます。


        「赤い印は、純米酒でしょうか、本醸造酒でしょうか?純米と思う方、手を挙げて」

        

        

        


        最後は北海道酒造協会の西田さんと、慶田さんの対決となりました。

        

        優勝は慶田さん。

        


     関白殿下の装束にお召し替えの間にミュージック・タイム。

     皆さんで『我は海の子』を歌って頂き、6月ジューン・ブライドに因んで『フィガロの結婚』から

     『恋とはどんなもの』と『結婚行進曲』を聴いて頂きました。皆さん驚くほどシーンと静聴して下さいます。

        
        さて、お支度が調って関白殿下の表彰です。

        

        今年のお土産お持ち帰り率ナンバーワン。大変ラッキー(実力も)な慶田さんです。

        


        その慶田さんの一本締めで八時ちょうどのお開きとなりました。

        


        北海道からのお客様もあって、今回も大変盛り上がりました。

        夏の暑さを乗り切って、また元気にお会い致しましょう!













Beethoven & Beethoven

2013-06-16 22:21:08 | 日記
バイオリニストの小笠原伸子さんの関内サロンの《水曜ランチタイム・コンサート》で、二週連続で ベートーヴェンを演奏させて頂きました。


        6月5日は小笠原伸子さんの独奏のバイオリン協奏曲。

        

        


        空梅雨か、と云われていた暑い日でしたので「爽やか系ドレスにしよう」という事になりました。

        


      ピアノ伴奏でのバイオリン協奏曲・シリーズで、このベートーヴェンも何度か弾かせて頂いていますが、

      やはり名曲ですね。美しく、気高く、ワクワクさせられる正統派。


        

        

        弾く度に違うカデンツァを即興で弾いて下さる伸子さん。スゴイです。


        

        月末30日には、このベートーヴェンと、ブラームスの協奏曲を続けて一度のコンサートで演奏します。

        横須賀市鷹取の小笠原邸ホームコンサートです。



        6月12日は、ピアノ三重奏シリーズ第七回『大公』

        

        本格的に梅雨らしくなって《あじさい系》ドレスということになりました。

        

     名曲中の名曲には、結実したパワーと広がりがあります。その深み、高みに到達するには、まだまだ・・と。

     奥深くへ分け入れば、もっと奥が広がって見えて、まだまだ・・と。


        


        アンコールは、《運命》第一楽章。トリオで弾く《運命》一度やってみたかった。

        三人いれば、かなりの事ができちゃうんです。

        
        

        次回は、10月頃。ピアノ三重奏・第八番。未知の世界です。










デモ・初体験

2013-06-03 21:54:59 | 日記
『0602反原発国会大包囲』に行きました。

演奏仲間で、毎週金曜日に首相官邸前に行って、原発再稼働・反対運動に参加している人がいて、彼のFacebook を見る度に「偉いなー」と思っていました。参議院の選挙が近づいて来ており、じっと何も行動しないでいて良いものか、大人として放っておいて良いのか・・、私が行ったからと云って何がどうなるものでも無いか・・、いや、行ってみよう、そう思って行くことにしました。


        永田町駅から出て、メールで待ち合わせたその友人が待つ国会図書館前へ向かいました。

        

        日曜日で元から人は少ないと思われますが、そこかしこに警官が立っていました。

        


        友人と合流して、音楽でアピールする『アートエリア』を通って、首相官邸前を目指しました。


        お祭りのような『アートエリア』

        
        こういう方法もある事で、人が集まりやすくなっているんでしょうね。


        


        

        
        


        


        細い歩道を大勢の人が歩いています。

        

        
        


        


        


        ヘリコプターが2~3機、上空を飛んでいます。新聞社でしょうか?

        

        私が知る限り、テレビ局は来ていませんでした。

        しかしIWJ という抗議運動の映像をネットで流す団体と、警察関係の監視のビデオカメラがいるそうです。

        


        


        


        

        「げーんぱーつはーんたい」「ゲーンパーツハーンタイ」

        「さいきどーはーんたい」「サイキドーハーンタイ」

        「子どもをまーもれ」「コドモヲマーモレ」

        『大飯は止めろ」「オオイハヤメロ」

        「輸出も止めろ」「ユシュツモヤメロ」

        太鼓のリズムに合わせて、みんなで復唱しています。

        「そーか、これがデモなんだ」と思って、友人に合わせて私も声を張り上げました。


        
        

        首相官邸前。警視庁の警官が立ちふさがって、官邸側に横断歩道を渡ることはできません。

        

        


        大勢の人が集まることで、手を繋いで国会議事堂を取り囲む事をひとつの目標としています。

        

        自転車隊が何周も廻って、その時がちかづく気配でしたが、リハーサルの予定があって離脱。


        

        官邸側の電柱に大きなカラスが、傍観者を気取っていました。

    
        

        

        


        お天気も良く、デモと云っても、平和なお祭りみたいな雰囲気もあり、勇ましいものでもないか・・

        とも思いましたが、もし警官の阻止を振り切って官邸や国会議事堂に近寄ったらどうなるやら。


        

        
        そんな事態にならずに、抗議の声が聞き届けられるには、どうしたら良いのでしょう?

        翌日の朝日新聞によると、主催者側発表が8万5千人。警察発表は2万数千人だったそうです。


        「日本みたいな地震の多い国に原発を導入したこと自体、政治家が無責任なんだよ」という

        ドイツの3.11スペシャル番組の言葉が頭から離れません。