室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

発売!四季のぽぷりCD

2013-07-23 17:47:34 | 日記
皆さま、『四季のぽぷりCD』を発売いたしました。

        


日本人なら誰でも口ずさめる唱歌、わらべうたを、季節別に束ねて、二人のフルートとピアノ用のメドレーにしたものです。


        


例えば『夏』は、『浜辺の歌』『うみ』『茶摘み』『我は海の子』『蛍』『故郷』を私なりの味つけで編曲してあります。


1998年にIKM出版で出版した『四季のぽぷり・春・夏・秋・冬・クリスマス』をいつか録音したいとの念願が、やっと叶いました。

        


        デザインも、不肖、ワタクシがいたしました。

          
            
        


気合いの割りに、地味~いなジャケットになってしまいましたが、裏面、中身はカラーですので、どうぞお手に取ってお確かめ下さい。

一枚弐千圓。現在、ヤマハ銀座店、村松楽器、山野楽器で販売中。もちろん、私に直接ご注文頂くことも可能です。

        どうぞ宜しくお願い致します!



        CD制作にお付き合い頂いた方々をご紹介しましょう。

        
        

        フルート・立住 若菜さん。


        

        フルート・若松純子さん。



        


        

        宝積寺・テラノホール。

        

  
        CDジャケット内のコラージュ・ページに入りきらなかった写真を掲載しておきます。


        

        

        



        

        


        『クリスマスのポプリ』は弦楽四重奏とピアノです。

        


        

        バイオリン・小笠原伸子さん、有馬希和子さん。


        

        ビオラ・安達いづみさん。チェロ・中垣文子さん。




        初日の譜めくりは、松尾沙佑佳さん。

        
        
        
        二日目の譜めくりをして下さったのは、ファゴット奏者の松木葉子さん。(右)

        

        ホール内での写真が少なくて、これは打ち上げの写真です。


        録音のチェック。左奥がエンジニアの岩下哲也さん。デザインでも大変お世話になりました。

        

        


        


        


        


        スタッフは、友人の田中みどりさんにお願いしました。殆どの写真は彼女が撮って下さったものです。


        


        ウチの二階からの富士山も特別出演しております。

        
       
        (これをモノクロにしたものですが)



        

        こんな段ボール箱がゴソット山積みになっております。



さて、CD発売記念コンサートを、『いとをかしの会』でやらせて頂くことになりました。

平成25年9月24日(火)杉並公会堂小ホール19時開演(18:40開場)


    出演は、フルート・立住 若菜、若松純子、ピアノ・中山育美、司会進行・寒河江淳二

    入場料は、『いとをかしの会』会員は¥1500。非会員は¥2500。

         このブログをご覧になった方は¥2000にさせて頂きます。

    申込先は、090-8580-4789(松浦)又は、090-9245-6048(簡)


    また、改めてご案内させて頂きますが、ひとつよろしゅうお願いお頼み申し上げます。

   







Beethoven & Brahms

2013-07-01 14:13:44 | 日記
横須賀市鷹取の村中邸(バイオリニストの小笠原伸子さんの自宅)でホームコンサートがありました。

        枝垂れ梅が印象的なステキなお庭を臨むお部屋。

        

        縦型としては魅力的な音質のピアノ。

        

        せっかく調律して下さったピアノをすぐには壊さないように、下の蓋も開けています。


        


        この日は、ベートーヴェンとブラームスのバイオリン協奏曲、二曲です。

        

     ベートーヴェンの中では斬新だったリズムやハーモニーの扱いを、完全に踏まえてブラームは作曲しており、

     ブラームスの交響曲第一番はベートーヴェンの第十番と云われるのと同様、ブラームスのベートーヴェンに

     対する尊敬と継承の念を感じます。二曲を並べる企画は、とても意義があります。


        

     小笠原伸子さんも、私も、体力には自信がある方ですが、聴く側のお客様にも相当に体力を要求することに

     なるのが、ちょっと心配でした。


        

        でも、皆さん、面白がって聴いて下さいました。


        

        カデンツァは、嘗ては即興で演奏されたものですが、今は殆ど誰か大家のカデンツァをそのまま

        演奏されています。しかし小笠原さんは、カデンツァを即興で、毎回自由に演奏します。

        時には、私が見切り発車をしてしまった事もありますが、今回はバッチリ、良く分かりました。


        


        演奏の後は、しばし懇親会。

        


        最後に集合写真も撮りました。

        


        
        協奏曲の伴奏は、指揮者になったつもりで弾けたり、オーケストラの楽器になったつもりで

        サウンドを作ったり、逆にピアノ・サウンドの可能性を広げることにもなるので面白いです。