2015年12月14日:富士宮市手話言語条例が可決 〔手話言語条例マップより〕 http://www.jfd.or.jp/info/misc/sgh/map/j-shizuoka.php
県内初、手話言語条例成立 富士宮市
以下引用 2015年12月15日 中日新聞サイト http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20151215/CK2015121502000078.html
◆4月施行
富士宮市議会は十四日、手話を使う人が暮らしやすい環境づくりを目指す手話言語条例案を全会一致で可決した。施行は来年四月。同様の条例を定める自治体は全国で増えており、県内での成立は初めて。
条例では、手話への理解を広げることや、手話を使いやすい環境の整備を「市の責務」と明記。手話に関する施策の立案、手話使用者の意見を施策に反映させるための措置を取ることを定めた。市内の事業者には、聴覚障害者が利用しやすいサービスの提供や、労働環境の整備に努めることを求めている。
市介護障害課によると、手帳交付を受けている市内の聴覚障害者は三百七十二人。市は条例制定を受け、簡単な手話講座の開催、パンフレット制作、手話劇の上演などを検討している。
条例制定は富士・富士宮市の聴覚障害者らでつくる富士聴覚障害者協会が昨年九月、市議会に意見書を提出したのがきっかけ。協会富士宮地区代表の会社員佐野尚子さん(51)=富士宮市朝日町=は「仕事の場面で会議の詳細が分からないなど不便を感じることが多い。より簡単に情報が得られるよう、市と協力して理解を広げていきたい」と期待した。
手話言語条例は二〇一三年十月、鳥取県で初めて成立。条例制定を推進する全日本ろうあ連盟(東京都新宿区)によると、これまでに富士宮市を含め全国二十五自治体が制定している。静岡県内では浜松市も制定を目指している。
富士宮市手話言語条例に関わるパブリックコメントについて(結果)
2015年10月02日掲載 富士宮市HP http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/municipal_government/kjdvo400000028he.html
手話を使用する人への理解と普及、地域で手話を使用しやすい環境づくりを目指す「手話言語条例」の策定に向けて、市民の皆さまからの意見を募集した結果を掲載しています。
富士宮市によりますと、市内の聴覚障害者が約400人いるのに対し、手話通訳者は5人とまだ少ないということで、聴覚障害者の支援などに取り組んできた手話言語条例推進委員会の都澤淳子委員長は「今後、多くの方に手話を覚えていただき、聴覚障害者を取り巻く環境が変わることを期待しています」と話していたそうです。
射水市では、聴覚障害者が約370人います。手話通訳者(射水市手話奉仕員登録者)は12人です。
今日午後から、射水市議会の一般質問でいつもお世話になっている小島議員が「射水市手話言語条例」について質問することになりました。
傍聴に手話通訳が付きますので、良かったら一緒に行きましょう!