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薩長同盟の仲立ちをしたことで、あっというまに幕府レベルの危険人物になってしまった龍馬を、伏見奉行所が急襲した。寺田屋での大立ち回りや京の狭い路地を龍馬と三吉慎蔵(筧利夫)が必死で逃走する様子が、画面から飛び出さんばかりの緊張とスピード感をもって描かれる。
三吉慎蔵が竹竿?や梯子を使って応戦する場面が見事であったこと。龍馬に「これからは目先のことばかり考えるな」と諭されて旅路に着いた岩崎弥太郎(香川照之)が、いままでみたことのない複雑な表情をしていたことが心に残る。雨に濡れた山道で振りかえり、ちょっと決まったではないかと思ったらすべってころぶ。そこまでしなくても、と思いつつ、やっぱりやってくれたかと苦笑。
今回の大河ドラマの「独自の設定や手法」を手放しで受け入れることには抵抗がある。しかし歴代の大河に対する作る側、みる側双方の既成概念をぶっとばそうとするくらいの「気合い」が漲っていることは確かだ。
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